目線の先
毎週火曜日、
午前中はあざみ野で「歪み整えヨガ」
夜は本厚木雲山ベースで「瑜伽」
のクラスを開催しています。
足指の使い方や繋がり方、目線に着目していきました。
足指の握りかた1つで身体の繋がりが変わる事を体験して頂いてから、立った状態でのアーサナ(ポーズ)で実践してみました。繋がりが出来てないと体が大きくブレたり気持ちも不安定になりやすいです。足の繋がりや接地の感覚から徐々にアーサナを行うと、ブレも軽減されます。
目線は、立った状態でのバランス系のアーサナ時に着目しました。体がフラフラすると気持ちも揺れ動き、目線も定まりません。目線をここと決めてから動いてみると、体がフラフラしても気持ちは落ち着いていて立てなおせる事があります。集中した時の目線は自然と定まっていますが、そうでない時は意外と目線が動きがちです。ここで少し意識的に目線を定めるだけでも動きの感覚は変わってきます。
参加者の方からクラスが始まる前に、立位のバランスが上手くいかないと相談を受けたのでクラス中にやってみました。すると思っていたよりずっと安定していたのでビックリしました。参加された方も「できました〜」と喜んでいたのが印象的でした。
夜の瑜伽では、始めの話の流れからプラティヤハラの話になりました。
プラティヤハラとはヨガの用語で感覚を制御したり統御する事で、外と結び付いてしまいがちな五感(味覚・触覚・嗅覚・視覚・聴覚)を内に向けていく事です。
個人的にはプラティヤハラはプラティヤハラだけでなく、その前のアーサナ、プラーナヤーマと密接に関わり合いながら深め合っていく関係だと思っています。この話は長くなるので今回はここら辺で割愛します。
話が終わり、準備運動やアーサナに移ります。
こちらでも足指の繋がりを深めていったり、目線にも着目していきました。
とりわけ嬉しかったのは、参加された方が開脚した時に頭が床についた事でした。1年以上参加して下さっている方で、1年前は肘をつけるのも大変だったのに徐々に動きが深まってきてとても嬉しいです。頭がついて「昔の自分からしたら信じられない」と驚いていました。
瞬間的に変わる事もありますが、続けていく中で見えてくる景色もあります。
最後はローソク瞑想を行いました。
ローソクは場所的に使えないので、代用のローソクのライトで行いました。
これも目線の話に繋がってきているので、気付きがあったのではと感じています。
ヨガクラスはこんな感じで、何かに着目したり、身体や心って不思議だね、面白いね、というスタンスで行なっています。
なんで出来ないの?
から
どうしたら出来るの?
を共に工夫して今ある身体を楽しみませんか?
ヨガクラスは毎週火曜日、そして月に何回か日曜日にも開催しています。
気になる方はお気軽にお問い合わせ下さい!