奥鬼怒・田代湿原・帝釈山の山旅
【日程】2019/07/28-30
【メンバー】L:篠田伸一、篠田桂子、小暮かをる
【ルート】
7/28(日)浅草集合8:00→(きぬ107号)鬼怒川温泉駅着9:59→(タクシー)11:50女夫淵→14:30日光沢温泉宿(泊)
7/29(月)4:40宿発→7:25鬼怒沼湿原8;10→日光沢温泉10:30→12:20女夫淵(日光市営バス)12:45→14:20鬼怒川温泉駅15:05(新藤原経由会津線)→15:49会津高原尾瀬口駅(観光タクシー)→16:40頃 南会津湯の花温泉民宿(泊)
7/30(火)宿発7:30(観光タクシー)→8:20猿倉登山口→9:40小田代→10:20田代山湿原11;10~避難小屋→13:15帝釈山(2060m)13:40→14:25馬坂駐車場(観光タクシー)→駒子の湯→(買い出し)→17:30会津高原尾瀬口18:14(リバテイー会津140号)→21;15浅草着(解散・帰京)
【レポート】
1日目:鬼怒川温泉駅に降り立つと、 SL 列車が誘導されて駅構内に・・。人々でごったがえしていた。市営バスを待っているとタクシーの声かかり、途中ダム見学しながら女夫淵へ着く。陽光が照らし暑いが、すでに此処は標高 1120 m、何となく空気が乾いていて暑さが半減。秘湯で雑誌を飾る「八丁の湯」、「加仁湯」→(宿泊者は駅からの送迎バスあり)。立派な温泉宿を過ぎここからは私道。我々の今晩の宿は送迎バスなし、一般車両通行止めの最奥の山荘だ ・・・とは言え道は車使用できちんと整備されている。しかし、地震や山崩れ後が生々しく目に飛び込む。桂子さんが 5 年前に訪れた時とは様子が一変しているらしい。見るからに痛々しい山肌が見えていた。大正~昭和始めに建設されたという山荘は、木造で味わいのある風格とよく手入れしてあり、古いが綺麗だった。柴犬 3 匹が交代で玄関先で登山者を迎えてくれる。温泉は女性時間を設けてくれているので、内湯の他に 2 種(透明・白濁)の露天風呂を味わえた。夕飯は山菜・川魚と地元野菜の煮物・鍋など豊富、ご飯も美味しかった。
2日目:朝の弁当をお願いして4:40 出発。すでに明るくなりかけヘッデンの必要なし。この山荘の脇道が奥鬼怒沼~鬼怒沼山への登山口だ(登山口標高 1400 m)。登山届のボックスがある。また、豊富な湧水を引いて水が登山口脇に流れているのは心強い。いきなりの急登に汗を滴らせ、朝食休憩をとったり、小休憩をしたりで、いきなり視界が開けた日本最高所( 2000 m)の奥鬼怒沼湿原は、感動そのものだった。私達が一番乗りでしばらく誰もいない景色を堪能、結局 1 時間近くもそこで遊んだ。やっぱり、平日・早朝のご褒美でした ワタスゲ 、キンコクカ、タテヤマリンドウ、サワラン、イワショウブ、モウセンゴケ、ニッコウキ等々可愛らしい高山植物に癒された。湿原を満喫後、展望のない鬼怒沼山を割愛して、女夫淵へは、 1 日 3 本程度しかない市営バスの運行時間に合わせ頑張って下山開始。途中、雷雨に見舞われ雨具衣着用するが、順調に女夫淵衣着用するが、順調に女夫淵12:30着。リーダーがあらかじめ検索してくれた鉄道に順調に乗り、湯の花温泉着。湯の花温泉は、昔から民宿多く宿泊客は、外湯つまり共同湯場を使うのが当たり前らしい。花温泉着。湯の花温泉は、昔から民宿多く宿泊客は、外湯つまり共同湯場を使うのが当たり前らしい。チケットをもらい、シチケットをもらい、シャンプー、ボデイソープの入った籠を受け取って、カランコロン・・・と、共同湯を探す。宿の女性オーナーは歩いて2分と言っ分と言ったが、あちこち訪ね歩き汗だらけになって、10分ほどして「弘法の湯」共同湯にたどり着いた(地元民の‘すぐそこ‘は??)。脱衣所と浴槽のある同湯にたどり着いた(地元民の‘すぐそ‘は??)。脱衣所と浴槽のあるだけの共同湯だが、肌触りの良い温泉だった。民宿のオーナーは気の良いだけの共同湯だが、肌触りの良い温泉だった。民宿のオーナーは気の良い女将で、思いがけない山菜の天ぷらやイワナの炭火焼き&刺身は美味 ここは手打ちの裁ち切りそばというのが有名でこれも美味しかった。
3日目:宿 7:30 (タクシー 8:30 猿倉登山口(標高 1,519 m)を出発する。いきなりの急登であえぎ喘ぎ登ると開けた田代山に出る。田代山の山頂は、ニッコウキスゲ、チングルマ、ワタスゲなど涼しげにさいて見晴しの良い、静かな平らな湿原だった。地元のパンフレットには、「天狗が遊んだ庭で、プリンみたいな山1,971m)」とあった。湿原は前日堪能していたので、予定の帝釈山に向かう。何回かアップダウンを繰り返しながらようやく帝釈山山頂へ。山頂ではあぶの数よりトンボの群れがすごかった。この辺は 4 種類のトンボがいるらしいが、 目に見えてわかるのは赤とんぼ(アキアカネ)。桂子さんのザックに停まり、縞あぶ食事中の姿をリアルに見てしまった。(篠田さんは、これを動画で撮っていた)。おかげで、あぶに刺されずに行動できた。山頂は残念ながらガスで展望効かず、下山開始と共に大粒雨に降られた。慎重に急傾斜を下りタクシーの予約時間より 30 分前に馬坂下山口(駐車場)到着。入・下山口どちらも綺麗なトイレが設置されていた。 1 回100 円のチップトイレだが、掃除も行き届いていて臭い対策もしてあるのか、山環境を大切にしているのがわかる。迎えのタクシーに温泉へ寄 ってもらい、のんびり汗を流した後コンビニショップし、特急リバテイー会津号で浅草まで帰途につく。これもリーダー手配で感謝、感謝です。車がなければなかなか入れない山域、リーダーの綿密な計画によって時間に余裕のある山旅になりました。何といっても、鬼怒沼湿原がほぼ貸切り状態だったのが、感動ものでした。仲間と共に時間を過ごせ、楽しい山旅でした。本当にありがとうございました。
記録/小暮