八ヶ岳便り -5-(瑞牆山)
TOMOKOです。とても久しぶりに八ヶ岳の家からドライブに出かけました。かつて大学の山岳部で鍛え上げたM氏の案内で、日本百名山の一つに数えられる瑞牆山(みずがきやま)に行ってきました。途中美しい清流や苔むした岩がゴロゴロしている林がありとても心魅かれました。紅葉の季節は奥入瀬にも負けないくらい美しいそうです。
さて瑞牆山は、山梨県北杜市にある標高2230mの奥秩父山塊の主脈の一つです。今回私たちは山登りをしたわけではなく、みずがき山自然公園まで車で行き、そこから山頂を眺めました。天皇陛下が記念の植樹をなさった場所でもあり、広々とした素晴らしい平原が広がっていました。
瑞牆山は、山頂付近のごつごつした岩肌が独特の景観を持つ山で、さすが百名山の一つと納得しました。最近はボルダリングの人気スポットにもなっているそうです。岩登りが得意のM氏も何度も登ったということです。
美しい景色を堪能した後、楽しみなのはランチタイム。この日は、瑞牆山に来たときは必ず寄るというM氏行きつけのお蕎麦屋さん「みずがきそば処」で素朴な味わいのお蕎麦をいただきました。実は私の主人はなかなかのそば打ち名人(?)なので、お蕎麦の味にはうるさいのですが、皆大満足の味でした。
下の写真、赤いポロシャツの男性がM氏です。とても80歳を越えている様には見えないでしょう?彼は20年以上前に八ヶ岳に移住して、冬の間は毎朝スキー、午後はインドアテニスを楽しむという鉄人ぶりです。なんだか背筋がシャキッとしてきますね。こんな素敵な大先輩がいるおかげで、私たちの八ヶ岳ライフも安心で快適なのだと思います。やはり鍵を握るのは人付き合いかもしれません。
昼食も終わり、帰途についた私たちですが、せっかくなので長野県の川上村を周って帰ろうということになりました。川上村はレタスの生産日本一で有名なところです。名前は知っていましたが、実際訪れてみて、もうビックリ!行けども行けどもレタス畑が広がり、ここは本当に日本なのか・・・と疑いたくなるほどでした。百聞は一見に如かずとはこのことです。
庭で雑草取りばかりしていないで、たまには遠出して見聞を広めないといけませんね。
この日は朝から快晴で、とても気持ちのよい一日でした。そろそろススキの穂も出始めて、山は秋が始まろうとしていました。