Masae à Nantes ~まさえのフランス🇫🇷ナント便り~

フランス人 94歳 マドモワゼルの格言

2019.09.04 20:15

やっぱり、94歳になっても一人暮らしで人に頼らず生きている人は、ある意味すごいと思います。←色んな意味で


たま〜に「あれ、ん??記憶が飛んでる…」

と思う事もないのですが、概ね良好です。


その人とは、フランス人の義理の伯母



94歳なのに、喉が渇いたら、お水ではなくロゼをくっくっと飲みます。



熱中症防止のため、お酒じゃなく、お水を飲まなきゃと言っても、



お水は美味しくないと言って、聴く耳を持ちません。



かなりの頑固者



ロゼが水がわり



月に2回程、マニュキア(爪切りや甘皮の処理)で会いに行くのですが、



まあ、今回も驚く言葉が飛び出しました。



私 「義父のお家は売らず、私達が住むことになった」



伯母は訝しげに 「どうして?」



私 「私達が購入を前提として住むことが、家族皆んなが願ってることだし、イブ(義理の父)にとっても。」



伯母 「何でお家売らないのよ‼︎」← アンチ持家派



私「いや、だって、パパにとっても、自分が建てた家で思い入れもあるし…」



伯母 「思入れとか関係ないわよ‼︎ 過去を生きるのではなく、今を生きなきゃ」← 格言



確かに‼︎


すごいですよね〜、94歳になっても、過去にとらわれず、今を生きると言ってのける。



このくらいの年齢の方達というのは、大抵思い入れがあるように思うのですが、この伯母には、全くないようです。



伯母にとって、庭付きお家は無用の長物。



彼にこの話をしたら、「変わり者だからなぁ〜。」



私 「そう言えば、ジャニンヌ(伯母)に電話しないの?」← 週に1度は電話を入れます。


彼 「疲れるからしない」



こんな伯母でも、7月は、痩せ細ってました。


というのも、お気に入りのお惣菜屋さんが工事中で休業。その期間、別の所を利用していたのです。



前述の通り、嫌いな物には手をつけない人なので、その期間あまり食べてなかったのです。← 健康維持のために摂取しなきゃとかいう概念がない。



先週会った時は、お気に入りのお惣菜屋さんが戻っていたので、すっかり元気を取り戻してました。


やはり、美味しいお食事というものは、生きる活力になり、とても大事なこととあらためて感じました。




おまけ


我が家の日めくり花さし。

今日は、女神🗽に見えない自由の女神。