『ビューティフル』Interview③
『ビューティフル』出演者インタビュー、宇野菜々子役の後藤佑里乃(ごとう・ゆりの)さんです。
(聞き手:坂本樹)
ーーーよろしくお願いします。自己紹介をどうぞ
後藤佑里乃です!
現在は明治大学の文学部に通っている大学2年生です。千葉出身です。
演劇は中学生の頃からやっています。
ーーー脚本の印象は
戦争ものと聞いていたのですが、思っていたよりは明るめなだなーと。私が今までに観てきた戦争のお芝居はごてごてに戦争だったので…笑
私が会話を主にするパートというのもありますが、こういう表現法もあるのかと新しい発見をしました。
ーーー現代編について。
いわゆる戦争の重い部分は過去編の二人が担っているのかなと思って。現代編はあまり暗くならず、そういうスタンスで戦争を伝えていく部分になるのかな。
稽古場にて。
ーーー役について。
私は今回主人公である工太郎の妹・菜々子を演じます。妹らしい、でもお節介で気もきいてしまう、いわゆる要領が良い子です。
私は不器用で要領があまり良くないタイプなので羨ましいですね
私は一人っ子なので兄弟や姉妹がいる感覚はわかりませんが、菜々子は多分ちょっとうるさい妹。そういうのを目指してます。笑
ーーー菜々子から見た工太郎は。
頼りない兄・・・。
ーーーあなたの一番近くにある「戦争体験」について
私は身内が直接戦争に関わっていたわけではないので、身内での戦争体験はありません。
ただ、個人的に興味があり、戦争の展示がされている資料館にはよく行きます。私は歴史が好きで資料館によく行くんですが、私はいつもそこで昔の時代に思いを馳せます。昔のものや写真、手紙を見ると、その当時に行ったような感じがしてなんだか悲しくなるんです。
今の日本は比較的平和ですが、こういう資料館に行くとより強く感じます。
ーーー意気込み、ひとことメッセージ
観客の、いや国民の妹になりたいです。
初の東学祭、頑張ります。よろしくお願いします!
後藤佑里乃(ごとう・ゆりの)
中学から演劇を始め、大学入学後の現在は様々な劇団へ客演を続ける。
直近ではペペペの会に出演。快晴プロジェクトへは初参加。
現在、明治大学2年