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Shyamji puja

pitri puja

2019.09.05 03:26

先週、日本からの依頼に応えて、先祖供養のピトリプージャが執り行われました。


本来、ピトリプージャはローカルパンダと呼ばれる僧侶が、亡くなった人の数だけビンダダン団子を作り、Gangaへ捧げます。

ローカルパンダというのはガンジス川河畔の傘の下に座し、

沐浴後にマントラを唱えてくれる僧侶達です。


ローカルというだけあって、各地に、この様な僧侶がいます。


ところが、これは直系の子孫のみができることであり、

私達の依頼者は諸般の事情で、インドまで来ることができない。

このかたは約一年前にお父様をなくしておられ、その供養も兼ねてというご希望でした。


シャームジがさまざまな文献にあたったところ、アビシェーカムによる供養はできる。

が、肉親がなくなられて、一年が過ぎなければ、いかなる儀式もしてはならない、と判明。


日本の仏教の前倒しで供養をするのとは、まったく異なります。


そこでヴェーダの教えを守り、お供えもたっぷりのピトリプージャが行われ、

プージャ後はさる寺院にて、依頼者のご先祖の名の下、ランチを提供することができました。


五代さかのぼっての先祖供養とのこと。今から五百年前というと、戦国時代でしょうか。

ご先祖も、さぞかしお喜びのことでしょう。


あらためて、先祖を喜ばせること、満足してもらうことの大切さを学んだ日となりました。