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Okinawa 沖縄の旅 Day 34 (4/09/19) Study 第二尚氏王統 (2)

2019.09.05 04:54

Study 第二尚氏王統 (2)

第11代 尚貞 (1646-1709 63才 在位 1669-1709 40年間)

尚貞王のときに

尚貞王は在位41年で長期に渡り、1709年65歳で没する。この年、琉球は死者3千余名を出す大飢饉が起こる。再度にの失火で首里城炎上全焼となる。

第12代 尚益 (1678-1712 35才 在位 1710-1712 3年間)

尚純 (先王の尚貞の子) の世子で33歳で即位。在位は僅か年。尚貞王の息子たちがことごとく早死にしたため、長男の子である尚益が

王位に就く。

第13代 尚敬 (1700-1751 51才 在位 1713-1751 38年間)

1712年に尚益王が薨去し、世子尚敬が王位に就いたのが12才の時。守役が沖縄の歴史上の偉人の蔡温であった。守役をしていた事で、蔡温と尚敬の信頼関係は揺らぎないもので、蔡温は、1728年48才の時、久米村出身でありながら政府高官らの選挙により三司官となり、留学で学んだ実学を基にして辣腕を奮い改革を実行する。まさに蔡温の時代であった。

第14代 尚穆 (しょうぼく 1739-1794 55才 在位 1752-1794 42年間)

1751年、尚敬王世子尚喜が即位、後に名を尚穆と改める。

第15代 尚温 (1784-1802 18才 在位 1795-1802 7年間)

1788年に尚穆王の世子の尚哲が死去し、そのこの尚温が王位を継ぐ。尚温が僅か11才の時。19才で亡くなるまでの間には教育の普及に取り組んだと言われている。

第16代 尚成 (1800-1804 4才 在位 5ヶ月間)

先王の尚温が19才で他界した事で、その世子の尚成が2歳で即位するが、わずか1年足らずで死去。

第17代 尚灝 (しょうこう 1787-1834 47才 在位 1804-1834 30年間)

14代尚穆王の世子であった尚哲の四男。次兄の15代国王 尚温が19才で薨去、その子の16代王 尚成が即位の翌年死去し、急遽、尚灝王が王位を継ぐことになった。

第18代 尚育 (1813-1847 34才 在位 1835-1847 12年間)

父・尚灝王が亡くなった1835年に22歳で即位。尚灝王の時代の1828年に摂位しており15歳で実質的な王位に就いていた。

この時代にを舞台にNHK BSでテンペストという歴史ドラマが2011年に放映されている。フィクションだが、この時代を知るには良いだろう。

第19代 尚泰 (1843-1901 58才 在位 1848-1872 24年間)

1848年にわずか4歳にして即位した。

これでざっと琉球王朝の歴史を調べたが、あらためて思うのは、沖縄は日本とは異なる別個の国で、習慣、文化、考え方も日本とは違っている。その背景をベースに沖縄を考えていく必要があるだろう。