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対称性緊張性頸反射 Symmetrical Tonic Neck Reflex(STNR)

2019.09.06 22:43

昨日は非対称性でしたが、今回は対称性緊張性頸反射です。


対称性緊張性頸反射 Symmetrical Tonic Neck Reflex(STNR) STNRは四つんばいの姿勢から頭が動くと腕や下半身が連動して動きます。 

首を伸展させると膝は屈曲しやすくなり、首を屈曲させると膝が伸展しやすくなる。

という反射です。


この反射は、残っている人は多いと思います。これって反射というより、姿勢維持を考えた場合、その方が楽になるのでは?

と思います。

これは原始反射と言えるのかなぁ~という疑問もあります。

坐位で首を伸展すると膝を伸ばすと辛いですからね。

逆に首を屈曲すると膝を曲げるのがやりにくくなります。

程度問題だとは思いますが、正常な人でも原始反射が残っている証拠だと思います。

どこまでを原始反射が残像していると考えるているのか?

このあたりを明確にする必要がありそうですね。


赤ちゃんのとき、はいはいをあまりしなかった 

机にむかっているとき、前かがみ姿勢で机にうつぶせたり、頭を支えたりする 

黒板をみて、ノートに書き写すのがむずかしい 

猫背姿勢、注意力が散漫になりやすい 

背筋を伸ばし続けること、背中の筋緊張が弱い 

椅子の脚の自分の足をひっかけて座ったりする姿がみられたりします。


このような症状の人はかなりいらっしゃるかと思います。

首の角度によって、腰の位置は、ある程度決まる感じがします。


原始反射とはなんぞや?

という疑問が起こります。