教材選び 〜教科書を越える〜
塾用の教材よりも、いい教材ご存知ですか?
市販されてるものですか?
それでは問題量が足りません。
正解は教科書です。
塾業界に入りたての頃、大手塾の研修でそう聞いて、ビックリしましたが、改めてみてみると教科書にはたくさんのことが、わかりやすく書かれていることに気づきました。
教科書には受験で必要な情報が載っていると言われています。
そして
教科書に載っている『考え方』を組み合わせて使って解く問題が、塾用教材にはたくさんあり
生徒たちは、それをすずのきで
解いて→間違えて→学んで→反復して→定着させています。
塾とメルカリでしか手に入らない塾用教材
1学年の1科目で軽く30種類はあります。
とても特徴があるものも
よく似たようなものもあります。
上位生に 字が大きく問題量が少ないものでは難問に対応できなくなってしまいます。
受けない生徒に難関私立の問題が混ざっている教材を渡しても混乱させるだけです。
理社はカラーの方が、資料のイメージがしやすいですし、
記述が苦手な生徒には、記述しかない教材でアウトプットをさせ自信をつけさせる必要があります。
結局
隅から隅まで解けるのが目標なのですが、
理解を早めるのは大切ですし、
難問を解けるようにするにも
教材の力はとても大きいと思っています。
ひとりひとりにあったガイド・助っ人は
教科書よりも多くのことを吸収させてくれます。
『100人いれば100通り』
その人にとって適切だと思える
教材を選んでいますずのき。
どこの教材会社にしなければいけないという、しがらみが無いので大抵の塾で使っている教材は持っています。
ただ、開校当初、講師の人たちには不評でした。
テキストを絞った方が、問題の中身を把握しやすいですし、出てくる質問も同じだからです。
「そだね-」って言って流してましたので、もぅ多分、観念してくれてると思います。
ひとりひとりの学力や目標はもちろんですが
考え方のクセっていうんですかね
じっくり解くのかどうか、忘れっぽいのかどうか、細かい説明があった方がいいのかどうか、それぞれの生徒の個性にあわせて教材を用意しています。
これから教材会社の方にお会いしてきます。
『みんな違ってみんないい』というお話でした。それでは