将来の不安を取り除くことが、応募数UP・離職率DOWNへの早道
2019.09.06 08:07
ここ最近、働く人達が将来いつまで働けるかに不安を感じているかを
あらわすような調査データがいくつか出てきています。
平均額の2倍以上給与をもらい、時には「勝ち組」と称されることもある「年収1000万円」の人のうち7割が定年後の生活に不安を感じているそうです。平均年収層では84.8%が不安を感じていると回答しています。
また、第4次産業革命によって、職を失うことへの不安があるという人に、その理由を聞いたところ
- 「年齢的に未経験業種・職種への転職が難しいと思うから」(53%)
- 「ロボットに代替えできる可能性が高い職種だから」(32%)
- 「自動化できる可能性が高い職種だから」(31%)
などが上位を占めました。この逆に「不安がない」と答えた人の理由では、
- 「判断が必要な仕事だから」(52%)
- 「対人間(交渉・教育など)の仕事だから」(50%)
- 「経験がものをいう世界だから」(30%)
などが上位を占めています。求人広告などで募集をする際には、こうしたスキルが身につく/活かせる仕事をアピールしていくことが重要となってくると予想されます。
また人材の定着を図る上でも、ロボットでは代替できない仕事をしていく方向へシフトしていけるよう教育研修や人材開発を行うことが今後必要とされてくると考えられます。