縮毛矯正の仕組みとは??
2019.09.06 12:01
銚子のデザイン&ヘアケア専門店セラヴィの礒野です(^^)
自己紹介はこちらを(^^)
さて、今回は縮毛矯正の仕組みを簡単にご紹介。
の、まえに前回のくせ毛の仕組みについておさらい。
くせ毛は髪の毛の中のSーS結合と呼ばれるたんぱく質結合が
ボタンを掛け違えたようにズレて結合しているのが原因のひとつです。
これを薬剤の力を使って直していくのが縮毛矯正になります。
細かく説明するともっと色々あるのですが、
ざっくり説明するとそんな感じです。
まずは1液でSーS結合を切断します。
髪の状態やクセの度合いに合わせて薬剤パワーを設定し塗布。
くせ毛の原因であるSーS結合を切断します。
クセの伸び具合やダメージに影響するのでとても大事なポイントです。
セラヴィでは5種類の薬を使い分けています。
ミックスして使うこともあるので、パワーが細かく設定できます。
SーS結合が切断できたら1度薬を流します。
この時点ではクセは伸びていませんが、すでにクセがゆるまりはじめます。
続いて髪を乾かしアイロンでくせを伸ばしていきます。
これもツヤツヤに仕上げる大切な作業です
アイロンがかけ終わったころにはさらっとツヤっと(^^)
最後の工程
SーS結合を綺麗に並んだ状態(ストレートの状態)で再結合させます
2液の効果で再結合させ、ストレートの状態を形状記憶させます。
しっかりと再結合させ、ストレートを形状記憶させることで
洗ったりしても乾かせばストレートの状態に仕上がるということです(^^)
時間の経過でクセの戻りは多少あるものの、しばらくの間はらくちんです(^^)
縮毛矯正は髪の結合を切断、再結合するという性質上、髪にかなりの負担がかかります。
美容室の施術ではブリーチの次に傷みやすいと言われているほどです。
なので縮毛矯正をする際は僕らも細心の注意をはらって施術をするよう心がけています(^^)