旅の始まり 白老鉄日記 vol.31
好みの作家の小説のプロローグ、夜明け、夏休みの初日‥。何事も「始まり」は、未知のワクワク感で溢れています。旅の始まりの羽田空港はいつもそんな思いの幸せな場所。北の大地へ出発です。A席の窓、雲間から夏冨士が見えました。(2019/8/27~9/1)
適度な雲とクリアな視界、上空から津軽半島と津軽海峡が良く見えます。さぁ、北海道。ほぼ毎月訪ねているのに、新鮮な感動は色褪せません。
そして、新千歳空港に着陸。やはり空気がひんやりします。残念ながら天気予報はずっと曇り&雨マーク。天気が良いのは初日だけのようです。
レンタカーを借りて、南下。なんと、私の北海道でのベース基地「白老」も熊出没ですと。これは熊ったな。
伊達の道の駅に併設された公園では、エゾリスくんの出迎えがありました。
この日は、四季島が北海道にやってくる日でした。羊蹄山は見えなかったので、有珠山バックで。華のある車両ゆえ、平日なのに撮影者でいっぱいの黄金の道路から。私は一生「撮り」専門なのでしょうね、この車両。
伊達の日帰り湯でゆったり。その後、夕方になると洋上の駒ヶ岳がくっきり。こんな日は長和の俯瞰です。輝くスーパー北斗、何度も挑戦したこの場所からのベストショットが撮れました。
そして、恒例、北舟岡の夕日ショーです。晩夏。太陽の位置は海側に移動し、車両側面を染めます。
キハ40で良かったです。天気も車両運も良しです。
稀府で交換した下り列車は、大勢の乗客を乗せて。今日は平日でした。
去年の今頃は工事中、盛土状態で夏草溢れる駅でしたが、今年は駅前の整地が完成し、ニューアングルとなりました。
日没後の素敵な空色、貨物とスーパー北斗の交換です。
エンディングは、DF200。ちょうどラッシュアワーと日没が重なって、素晴らしい晩夏の夕日ショーでした。
明日から、道東巡り。今回は白老滞在は、1日のみです。