夏合宿in高知 2019/08/20~21
秋の公式戦を控え、チーム力の底上げを図るために高知への合宿が開かれた。
春の公式戦では得点のチャンスを生かしきれず、望まれたのは攻撃力に特化したチーム。
キャプテンの伊東を筆頭に、6年の松浦と好本、また最後の公式戦を目前とした5年の田原と坂本の5人が参加。今回の合宿はかなり厳しいものとなることが見込まれ、上級生中心の少数精鋭で行われることとなった。
1日目早朝、澄み渡る様な青空のもと早くも最初の危機が合宿参加者を襲った。
6年松浦の寝坊である。
かなりタイトなスケジュールのためここでの遅れは手痛いものとなるはずであった。
しかし今回の参加者は選ばれし少数精鋭。
流れる様な動きで松浦の家に侵入、起床、支度を手伝い最小限のロスでこの危機を乗り切った。
最初の危機を乗り切ったメンバーは合宿の目的地、高知に向かった。
初めに立ち寄ったのは高知市にあるひろめ市場。
これから始まる合宿のため、また秋の公式戦のためには身体づくりが必須であるためここでの食トレは避けては通れないものだった。
高知名物のカツオのたたきを筆頭に、トロやサバの寿司、さらに高エネルギー食である唐揚げにフライなど多種多様なトレーニングメニューをこなした。
ひろめ市場でエネルギーを蓄え、ここからが合宿の本番。
一同は高知市を後にし、今回の合宿のメインである四万十へ歩みを進めた。
日本最後の清流と言われるこの地で水中トレーニングを中心とした、普段できない様なメニューで徹底的に身体を追い込むことにした。
トレーニングの中心となったのはカヌーによる上半身のアウターマッスルと体幹の強化。マシンでは出来ない複合的な筋力を鍛え上げることに成功、さらに川の流れを利用した体幹のトレーニング、水切りによる肩と手首の強化などその種類は多岐に渡った。
四万十川でのトレーニングを終え、休むまもなく夜間トレーニングへと移行した。
夜間トレーニングでは、食トレとしてのBBQ、精神修行としての花火、トランプを用いた思考トレーニングなど昼間に引き続きハードなトレーニングとなり流石の精鋭メンバーも疲労の色が滲んできた。
BBQでは松浦と好本が、またトランプでは伊東がと次々とダウンしていったがここは精鋭メンバーとしての意地をみせすぐさま復帰。初日のメニューを1人の脱落者も出さす乗り切った。
そしていよいよ勝負の最終日を迎えた。
最終日の地は愛媛県の道後温泉、少数精鋭としての迅速な行動により昼前にはその地に着いた。まずメンバーが行ったのは愛媛での食トレ、宇和島鯛めしの攻略であった。
疲れはあったものの全員が完食、好調なスタートを切ることができた。
そして次に挑んだのは温泉での疲労回復、神話の時代から伝わる名湯により昨日の疲れを完全に取り除くことに成功。ここから愛媛でのトレーニングを始めた。
詳しいことは省略するが写真の通り貴重な経験を得ることができ秋の公式戦への足がかりをつかめた様な気がした。
過酷な夏合宿で夏合宿であったが、誰1人脱落することなく終えることができ、各自のスキルアップになったと感じられた。ここから精鋭メンバーが中心となりチームを引っ張っていき秋のリーグ戦での勝利を目指していきたい。