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はちどりphoto

マルセイユ:移民の多い賑やかな港町

2019.09.06 22:56

ごろんとお庭に寝っ転がって

空を見上げると

空しかなくて

それがもうどこまでもいつまでも青空で

近いのか遠いのかも分からなくなって

おかしくなって笑ったけど


忙しくて

何もしない時間をとることを

随分長いこと忘れていたことに気がつきました




いつも何か焦ってるし

何かしたり何か得ないと この時間がもったいないと思っていたけど

こんな時間をとらなかったことがもったいなかった



忙しくするほど動くことがあるのはありがたく

またそれが好きでもあるのだけど



特に旅に出てからは

「情報入れなきゃ!」

「出さなきゃ!」

と一生懸命でした


そんな時間も大事です

一生にどれだけあるか分からないし

それだけ伝えたいことがあるということなので



でもじんわりと体に広がる満ち足りた感じ


喧騒の中では得られないこの感じ


あぁやっぱり自然の中に身を置きたいと

改めて思いました



***



今日はマルセイユに連れて行ってもらいました

フランス南部の港町です


ネットで見ると

「思ったほど怖くない マルセイユ!」

みたいな記事が出てきて

「どんだけだろうww」と不思議だったけど

観光地はそれはそれは美しかった



昨日はプロバンスの街中をうろっとさせていただいたのですが

ここは街も 人も 洗練されていてうっとりしました



そこから車で1時間くらいですが

マルセイユは賑やかで移民が多かったです



パレスチナ料理やトルコの料理、インドやパキスタン料理などのお店がいくつもありました



ムスリムの女性が

信号待ちをしている車に

「FAMILLE SYRIE」(家族/シリア)

と書いたダンボールを持って 恵みを求めていました


20代か30代の女性が中心でした


年配の女性か ある程度の年齢に見える女性が

道路にすわって 求めている姿は見かけることがありますが

積極的で 少し活発にも見える様子は初めてでした






取りこぼされる人のいない未来を願って




明日パリに戻ります


いよいよ帰国までカウントダウン