どうしてなの？

今日は午前中双子ちゃんたちのレッスンがありました。

来週が発表会なのです。

相当仕上がっているはずなのですが、今年はどの生徒さんもダメ…

どうもやればできると思った私の判断が甘かった様です。

前回よりも少しだけ毛が生えたレベルの曲にしたはずですが、毛がはえなかったのですね。

あまりにもさらっていない生徒さんのソロをカットしました。

リズムは直さない、さらわないのでいつも同じ音を間違える...

そうなると私の前では左手の5をソと弾くので、やってないことがバレバレです。

3週間前の方が弾けていました。

本人はやる気ナシ。

実は自信がないのです。

達成感や自己肯定感が小さくて、発表会で弾けなくてもいいと居直ったので、これは良かったという思いをさせねばならないととっさに判断しました。

連弾もかなりあやしくて、繋ぎの部分は大幅にカットしてあります。

双子ちゃんといっても2卵生双生児なので、普通の兄弟と同じで学年が同じなのです。

弟の方は積極的に行動して、関心意欲も出してくる子供で、要領が良いのですが、お兄ちゃんの方はそういうタイプではないのです。

ピアノがお兄ちゃんの苦しい気持ちに加担するものであってはならないと思い彼と相談して決めました。

ソロ曲は鼻歌で歌っていました。

私に言わせれば、弟だっていい加減だし言ってもちっとも練習していません。

でも、お兄ちゃんには、生活の色々な場面で思い感じる事があるのでしょうから、これからも続けられるように達成感が得られるようなレッスンにしていこうと思いました。

そういう意味で今日はショックでした。