はじめてさん、こんにちは
最近、新しい生徒さんが増えて、とても嬉しいです。
ヨガという扉を開くと、次々と新しい扉を開くことになる人が多いことを知っているだけに、その扉を閉ざすことがないようにしたいと強く感じています。
私のヨガが、その人たちにとってのはじめてのヨガというのは、嬉しい気持ちと、これからこの人のどんな変化を見られるんだろうというやりがいとワクワクと、同時にどこかしら責任感みたいなものを感じます。
ヨガをはじめたての方からは、こんな声をよく耳にします。
「腹式呼吸がうまくできないんですけど。」
「呼吸を深くしようとしても、深くできないんです。」
ヨガをはじめたばかりの方に多いのが、呼吸が浅いということ。そのことに、はたと気付くということ。
思い起こせば、私もヨガをはじめた頃は呼吸を深くするのは案外難しいな、と思っていました。
ヨガで一番大切なことは『呼吸』といっても過言ではなく、呼吸がなければヨガではなく、体操やストレッチになってしまうとも言えます。
レッスン中、私が何度も口にする、たぶん一番多く発する言葉が、『呼吸』です。
(その次は『意識』かな)
私のレッスンでは、アーサナ(ポーズ)云々の前に、まず呼吸の練習をします。
私もヨガをはじめた頃は、
なんで呼吸の練習が必要なんだろう?
この時間って必要なんだろうか?
と思ったものでした。
普段、無意識にしている呼吸。
口呼吸になっている人もかなり多いようです。
あまり知られていないようですが、口呼吸による健康やQOLへの影響はかなり大きいのです。
意識してみて、はじめて気がつくことがあります。
わたしたちが生きるうえで、不可欠な呼吸。その質の大切さ。
このことは学校でも教えてくれないし、教えてくれる場所はあまりないようです。
これからもできるだけ丁寧に、なぜ?というところも含めてお伝えいきたいです。