不動産の価値と言う概念で考える国家、企業、人は滅びる。その2(具体例1)
これを読む前に まだその1を読んでいないなら、その1を読んで頂きたい(https://www.munetomo.club/posts/6875024)挿し絵にも有るように、今や現金の価値が不動産の価値より大きい。それはその1で言ったように、日本のような先進国の貸付条件が不動産から、流動資金(現金)に着目するようになった事でも解る。昔はなんだお前現金が1000万円か俺は2000万円の不動産を持っていると言った人が強かったが、今は2000万円のリスクを背負っていると、現金を持っている人に笑われる。😂 最近都心ではタワーマンションが都心不動産の星としてもてはやされたが、最初の物件から20年、再販価格が下落傾向にある。地震による揺れや管理費問題も有るが、業者の目先の浅はかな考えで中国人に多量に売った為に。賃貸金額が投資に合わないなどの問題や中国の資金ショートから多量に売りに出ているため、価格が下落、しかし誰も買わない事から、更に地域を含め価格下落。という負の連鎖が始まっている。これは海外不動産でも同じことで、業者は最初売れたから、作るが、作り始めると止まらない。止めたら倒産。まあこれな中国の例を見れば解るように無駄なものまで作らねばならなくなる。しかし海外不動産は人口リッチと言えど国民の98%が貧乏人で買うことも、管理費ですら払えないのが現実だが、地元の金持ちも買うが、外国人が買い始めた時にはすでに売り逃げしていて、既に外国人市場であるが、タワーマンションと同じ状況に陥っている。今日本のリゾートマンションは安く買えるが、しかし管理費問題や老巧化による膨大な修繕費に悩んでいる。不動産の中でマンションというカテゴリーは不動産価値と言えるのかと言う状況になっている。そのために私の「住まい」「事務所」という概念は、今までの「固定」という概念を捨てている。その3に続く。