発表会を終えて
去る9/1(日)、6教室合同発表会を実施いたしました。夏休みの最終日にも関わらず、多くのみなさんが参加してくれました!
PF(小1~小2)クラスのみんなは、自己紹介スピーチと音読発表、そしてみんなで一緒に Useful Expressions を唱和しました。
小1のみんなはあたりまえですが今年小学校に入ったばかり、去年まではママのうしろに隠れて、あるいはしがみついて離れなかった子もいましたが、舞台下で緊張の面持ち、ちょっと口がへの字、だめだ、へんに目を合わせないほうがいいのか!?などとこちらもどぎまぎしながら送り出しました。
でもね、舞台への階段に足をかけるその瞬間、舞台にのぼる!と決めた瞬間子どもの顔がパッと変わるんですよね。
そして私の心配なぞ杞憂だったと舞台下で思い知る、この瞬間がたまらんのです、はい。
PI(小3~小4)クラスは、今年PIクラスでたくさん出てきている前置詞と、感情を表す形容詞を使って魚のお話という4コマ漫画を作ってもらって発表しました。
魚は最初からシートに書いてあります。以前別の年に同様のものを鳥でやったときに、next to the rainbow って書いてくれた子がいてうわーーー!すてきーーーー!と喜びまくったのですが、今回魚なのに虹の上にいる子がいる!!(爆
ほかにも友達の輪の中にいる、お腹の中にいる、ジュースの中、牛乳の中、タコの横、フライパンの中、ああ楽しい!みんな上手に覚えて言うことが出来ていました。
PA(小5~小6)クラスでは、パッセージの暗唱と絵本の輪読を行いました。PAクラスは今年からの教材改定で内容がてんこもりのもりもりになり、なかなかレッスンの中で練習時間を確保することが出来ず、家で練習するんやで!!!と本人に任せていた部分も多々あり、発表会の前の週にチェックしたときにも暗唱度がいまいちな子がいたりして、もう!あかんて!もう本番!!!とわたしもやきもきしていました。
結果、今年の生徒たちの発表は、「途中かんじゃった」「覚えられる思ったんやけどなー、たよりなかった」「つまったー」などという反省の声が多く聞かれました。
え、そうかなー、みんなうまかったけどなぁ!と思ってしまうのは講師の欲目なのか(笑
でも、練習不足がたたったと自分で感じられたなら、それもまたよい経験です!次に活かしてほしいと思います。
中学生クラスはECCホノルル市長杯課題のパッセージ暗唱と、ネイティブ講師との台本なしの舞台上のやりとりを実施、講師がいくつだと思うかという質問に35歳と答えてくれた我が生徒よ、ありがとう、私はこれをもって永遠の35歳として生きていくわ(爆
とまぁそれはさておき、中学生にもなると部活動や塾の夏期講習など、みなそれぞれに多忙な夏をうまくタイムマネージして発表会にのぞんでくれた皆を本当に誇りに思います。特に中1のみんなに課題を発表したときは、えーーー、これは無理やろ!いや、あかんあかん、無理無理!と言っていた子もいたので、舞台にあがる前の子どもたちの緊張感にあふれる表情を見るにつけ、がんばれ、と心の中で祈るしか出来ませんでした。
それでも、自分の名前がコールされたらスッと表情を変えて、階段を上っていく。発表中、詰まってしまって空を見上げながら必死に記憶の糸をたどりよせる姿、終わったあとのほっとした表情、その一挙手一投足にめちゃくちゃ、もう本当にめちゃくちゃ感動をもらっていますし、自分にもまだまだできるはず!という勇気をもらっています。
ここまでの発表会を数年にわたっておこなうことは、合同で実施している講師のみなさん、センタースタッフ、ボランティアのみなさんの協力なしでは出来ませんでした。本当にありがとうございました。
また、この写真には写っていないさらなるボランティアや舞台担当、音響スタッフのみなさん、いつにもましてぽか続きの私を支えてくださり、本当に感謝しています。前日準備、当日の長短い準備時間にすら重大なわすれものをした私ですが、なんだかまだなにかあの場所に忘れてきている気がしています。
合同だからできること、合同だから助け合えること、合同だから終わったあとに得られる達成感も2倍にも3倍になる、そういう経験をさせていただいたとともに、ありがたいことに年々増え続ける生徒数、もっと即興性をもたせることは出来ないのだろうか?自問自答は続きます。
まだまだこれが完成形ではない、という思いを胸にいだき、また来年に向けて試行錯誤していかねばと思っています。
ほんとうにありがとう!愛してます!