「その子に合わせた学習の工夫」放課後等デイサービスみのりⅡ
2019.09.09 01:27
漢字の読みと書字に苦手さのある児童との学習。
苦手意識からか漢字の羅列や漢字プリントを見るだけで眠気が襲ってきてしまうのです。
できるだけ漢字の羅列を見せず、漢字学習を継続するにはどうしたらいいか。
そこで用意してみたのが、覚えたい漢字の一覧表と一文字分の穴を空けた色画用紙でした。
ドラムロールの音と共に画用紙をランダムに動かし、「ダンッ!」と言って一つの漢字の上で止める。
一覧表の中の一文字だけがトリミングされ、パッと目に飛び込んで来て認識できる仕組み。
出題内容もこちらで決められるので、前に読めなかった漢字を定期的に出題したり、あえて読める漢字を出して自信に繋げたり、その子の状況に応じて柔軟に対応できます。
まだはじめたばかりですが、今のところ眠くもならず、むしろ楽しそうに漢字学習に取り組んでくれるようになりました。
学習の成果はすぐに出るものではありませんが、これからも継続して取り組んでみたいと思っています。