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恵比寿・銀座で鍼灸トリートメントNO.1meilong「東洋医学 : 偏食が体に及ぼす影響について(食生活)」

2019.09.09 07:40

 

こんにちは!木川です^^


季節も変わり目に際し、食欲の秋にちなんで

今日は偏食が体に及ぼす影響についてお話ししたいと思います!

 


1.肥甘厚味の過食


" 肥甘厚味の過食は、湿熱を形成します "


肥甘厚味とは、甘いものやねっとりとして味が濃いもの、油っぽく脂肪分が多い食品を言いますが、濃い味は熱を生みやすく、ねっとりとした物は湿や痰を生みやすいので、これらの食品は脾や胃の消化機能を低下させて湿熱を形成し、消化不良や消渇(糖尿病など)・眩暈胸悶・瘡瘍(腫瘍と潰瘍の総称)などの発病原因となってしまいます。

 


2.辛い物の過食


" 辛い物の過食は、胃腸の熱をこもらせて陰液を消耗する "


辛い物とは辛くて熱い味で、過食すると胃腸に熱がこもり陰液を消耗してしまうため、口渇・便秘・痔出血・脘腹脹満などの症状が現れてしまいます。

 


3.生物や冷たい物の過食


" 生物や冷たい物の過食は、脾陽を障害して体内に湿気を取り込んでしまい冷える "


冷たい物を摂り過ぎると脾胃の昇降機能が失調してしまい、胃腹の冷痛や下痢などの症状が現れてしまいます。

また生野菜の摂り過ぎは、寄生虫の繁殖原因とも考えられています。

 


4.過度の飲酒


" 過度の飲酒は、湿熱を生成し肝血を障害する "


お酒には香りがあり、湿気や熱の性質があります。香りは五味の辛い味に属し、発散や気の流れや血の流れの働きがあるため、少量のお酒の摂取は気血の循環を促します。ですが、飲み過ぎが長時間続くと湿熱が生まれ脾胃を傷めて肝血や心血を消耗して、痩せ・腹水・腹中のしこりなどをもたらします。

 


ここで補足です!


五味とは?

酸・苦・甘・辛・塩辛いの5つの味のことを言います。五味にはそれぞれ異なった生理さよがありまして、五味と五臓には密接な繋がりがございます!



酸は先ず肝に入る

苦は先ず心に入る

甘は先ず脾に入る

辛は先ず肺に入る

塩辛いは先ず腎に入る

 

このように、健康の維持には五味のバランス良く食事を摂ることが必要です。どれかの味が不足したり過剰に摂り過ぎると、

臓腑間のバランスが乱れて病気の原因になります。

 

と、ここまでご紹介してまいりましたが、口から入るものはとても大切だと実感させられますね!

それぞれ季節やお体の状態に合わせて、楽しくお食事が摂れるように心がけてまいりましょう ^^

 


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