大嫌いなところがあることだって すべて含めて運命の人
長男が生まれて、もうすぐ9年。
夫と出逢い、長男を身ごもってからの10年間を振り返ると、ほんとうに、たくさんの体験が凝縮されていました。
アダルトチルドレン特有の生きづらさに苦しんでいたわたしに、心のわだかまりを文章に書いて潜在意識のデトックスをすることを勧めてくれたのが、夫と師匠でした。
潜在意識のデトックスによって、強い自己否定から解放されてゆくたびに、生きている喜びをはじめて深く感じられるようになりました。
純粋なしあわせをしり、明かるく前向きな氣持ちになってゆきました。
心のデトックスに取り組むうち、文章を書く楽しさを知るにつれ、「もっと心の奥の想いを表現してみたい」と感じるようになりました。
そこで、子ども時代に好きだった書道や絵を描きはじめることにしたんです。
思い立ったが吉日の?…
猪突猛進のわたし…
突然、夜中に思い立ち、いてもたってもいられずに、高校時代の筆を出したり、筆ペンで書いてみたり…笑
すべて、夫が応援してくれたから、できたことでした。
夫には、ほんとうに感謝しかありません。
出逢ったころ
心身ともに病んでいたわたしを救ってくれて…
ずっとずっと
たくさん支えて来ていただいて…
それなのに
それなのに
ちゃんとお礼も言えないまま…
恩返しもできないまま…
昨年
夫はこの世を旅立たれました。
この書は、夫が急病で旅立たれる少し前に、夫を思って書いたものです。
あの日から10ヶ月経ち、今ようやく、こうして、この書と向き合うことができました。
夫は、とても個性的な人で、超人である反面、欠点も多々ある人でした。
未熟なわたしには、感覚の違いにイライラする相手でした。
だけど、夫が旅立たれる半年くらい前に、氣づいたんです。
感情を揺さぶってくる相手は、自分の頑固な心を耕してくれているかけがえのない存在なんだ…と。
どんなに嫌いなところがあろうと
夫のあるがままの存在そのものが
たいせつな人
いとおしい人
すべて含めて
運命の人なんだ…と。
大嫌いなところがあることだって
すべて含めて運命の人
夫といっしょに生きることができた日は、9年間だけでした。
未熟なわたしにとって、あまりにも短すぎました。
ほんとうは、もっと、いっしょの時空間をたいせつに、もっと愛したかったから……
あなたとの御縁には
感謝してもしきれない……
すべての御縁に
ありがとうございます
深謝
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ありがとうございます
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