絵本のストーリーに沿って和菓子作りに挑戦!
楽しい絵本、見つけました! それは『さわって つくって 食べる絵本』といって、おひめさまを主人公にした「絵本」と「練りきり手作り材料」がセットになっています。タイトルにある通り、絵本を読んで楽しみ、そのあとに練りきりの材料をこねこねしながら和菓子作りが体験できます。和菓子の材料は保存料無添加で、冷凍便で届くそうです。
食べ物が出てくる絵本(例えば『ぐりとぐら』)を読むと、子供から「これ作って~」と言われることがよくありますよね。でも作り方がわからない・・・。材料もはっきりしないし、揃えるのは面倒。やってみても出来上がりがイメージと違う・・・と、なかなかハードルが高いです。「きっといい思い出になるだろうなぁ」とは思いつつ、正直難しい。
でも、これは材料付きですぐに作ってみることができます。和菓子の手作りといっても、味はすでに仕上がっていますから失敗はありません。粘土あそびの延長でお子さんと一緒に美しい和菓子を作って、美味しくいただけます。
なお、練りきりの種類は5種類。「見習い:葉っぱ」「駆け出し:さくら」「立派:あやめ」「達人:菊」「神:薔薇」と、難しさをランク分けされています。和菓子作りで向上心まで育まれるかも?
この『さわって つくって 食べる絵本』は、クラウドファンディングのサイトでも販売されていたようで、今は公式サイトで購入できます。子育て中のお母さんはもちろん、お孫さんにプレゼントするのにも最適ではないでしょうか。絵本を読んで楽しむ時間と、和菓子を作って食べる時間までプレゼントできるわけで、私に孫がいたらすぐさまポチっと購入しそう。お値段も2,980円(税込・送料別)からとお手頃ですし。
ちょっと敷居が高いイメージの和菓子も、こんなふうに子育て中のご家庭にするりと入り込めれば、きっと子供たちも和菓子好きになって日本文化も廃れないでしょう。頑張れ、和菓子! 頑張れ、あんこ!
そういえば以前ご紹介した和菓子教室でも、練りきりの作り方から教えてもらいました。材料は白あんと白玉粉と砂糖だけ。電子レンジで白あんの水分を飛ばすのがポイントで、あっという間にできましたよ。
粘土をこねる感覚で作れる美しい和菓子。季節に合った形がなんといっても日本らしくて繊細で素敵です。中に入れるあんこは一般的にはこしあんですが、茜丸のフルーツ系あんこや栗きんとんあんなどを使えば、見た目の形だけでなく味からも季節を感じさせられます。
和菓子の手作りブーム来たる? そんな期待をこめて、茜丸は今日も美味しいあんこを作り続けます。