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関ケ原ウォーランド

2019.09.10 09:03

大垣市の隣、関ケ原町にある「関ケ原War Land」行ってきました。人から「行こうかと思っているんだけど」と訊かれ、僕の個人的(否定的)な印象を伝え、サイトを観てそれでも興味を覚えたのなら行ってもよいのでは、と答えました。子供時代に一度だけ入場したことがあるだけで、記憶は曖昧です。僕の印象が正しいのか不安になり、何十年ぶりで再訪しました。

上掲は戦没者慰霊施設の入り口にある天女のような像です。この像を観て、僕の否定的印象の原因が判りました。施設が悪いのではなく、この像が苦手だということです。コンクリートで等身大の着衣像を造ることがどれほど大変かは解るのですけれど、この像を含め施設内に乱立する武者像には、僕の皆無に近い芸術的センスでは理解できる要素が何も無いようです。

と、悪口はこのぐらいにして。国宝重文級の木製仏像や、ミケランジェロやベルニーニの石像と比較するのは間違いでしょう。これはこれとして、愉しみ、理解できないのなら沈黙すべきです。自分は二度とは行かないとしても、人には勧めたい魅力的な施設として今後は広告していくつもりです。

さて、今日の廃屋。ということで、上掲は市内にある廃ビルです。かつては大垣で有名な衣料品会社の本社でした。わりと近年まで駅前商店街に販売店舗が運営中でした。今では社屋が売物です。

繊維業種の不振の話には「ユニクロ等の影響で」との常套句が付きますが、逆に国産の品質の良さが顕現されたとも言えるのではないでしょうか。上手く対処すればよかったのに、などと傍目後知恵で言うのは簡単。そうは問屋が卸さないという話なのです。残念。

ユニクロには仕事柄(訪店時の体験などからも)つい批判的になってしまいます。にも拘わらず、経済的な事情からGU愛用者というこの屈辱。抜け出したい。