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9-GATE Motor cycle maintenance/modefy

ステムベアリング

2019.09.10 23:45

乗っていて違和感を感じるようになったらかなり重症なステムベアリング。

SRはセンタースタンドを撤去していなければ、簡単に点検できます。

センタースタンドを立て、リヤタイヤ側に体重をかければフロントタイヤが浮きます。

この状態で、ハンドルをゆっくり静かに左右にロック⇔ロックまで切っていきます。

途中でひっかかったりしたらステムベアリングがイッている可能性が非常に高い。

今回は完全に乗っていてガクっとステアリングがいわゆる「かみつき」現象が出ていました。

こうなると交差点でも自然に曲がる事が出来ず、停止する際にもガクっと左右いずれかに取られたりします。


取り外したベアリングのレース部。

この様に打痕があったりサビたりしていたらもう交換するしかありません。


3型以降に標準採用されているアンギュラベアリングに交換します。

アンギュラ派か、ボール派か、はたまたテーパーローラー派か。

好み分かれる所ですね。

個人的にはアンギュラが耐久性も高いし

ラジアル側の荷重にも斜めからの荷重にも強いので良いかと思います。

テーパーローラベアリングは剛性感が出ますが、軽快感は薄れます。

ボールの場合は、軽快感は良いのですが、剛性感にかける。

レースなんかですと、乗り手の好みで換えたりすることもありますが、

街中でしたらコスパも含め一番バランスしているのがアンギュラかと。



オイル交換でお越しのお久しぶりH様。ありがとうございます。

ニュートラルスイッチからオイルが漏れてしまう、年数の経ったSRあるあるも修理無事に完了。




本日のオヤツコーナーは、M様の奥様から頂いたバリ旅行お土産のチョコレート。

おいしゅうございました!