若ハゲの原因って遺伝？生活習慣？

若ハゲの原因って何かなと考えると明確な答えを出すことは難しいのかもしれません。

よく親父が若ハゲだったから遺伝かなとか祖父がハゲだからとかという話も聞きますが、それが決定的な原因なのかはわかりません。

確かに遺伝的な要素は重要なことなのかもしれませんが、遺伝という要素以上に生活習慣や加齢が原因になることも多いと言われています。

遺伝だからしょうがないと諦める前に生活習慣の見直しや髪や頭皮にに負担をかけないことが重要なのではないでしょうか。

一般的に言われる若ハゲの原因

遺伝及び隔世遺伝

男性ホルモン過多

食生活の乱れ

喫煙

アルコール

睡眠不足

ストレス

ヘアケア（パーマや脱色、毛染め）

遺伝や隔世遺伝については自分ではどうしようも無いことですので諦めるとしても、その他の項目については頑張ればどうにかなるものばかりです。

食生活の乱れと言ってもピンとこないかもしれませんがファーストフードばかりジャンクフードばかり食べているようでは髪にも身体にも良いわけはありません。

これら食品はカロリーはありますが栄養面からみると不足している部分はかなりあると思います。

髪の成分はケラチンというタンパク質によってできています。

たんぱく質が不足すると髪に良い影響はでませんし、たんぱく質の代謝をよくする為には野菜などのビタミンも必要になります。

これらをファーストフードやジャンクフードだけから取ることは不可能です。

まずは、バランスのとれた食事を心がけるようにしなければならないと思います。

男性ホルモン過多を原因とする男性型脱毛症というものがあります。

皆さんもタレントの爆笑問題さんが出ていたCM「薄毛お方はお医者さんにご相談ください」でご存知の方もいらっしゃると思いますがAGA（エージーエー）という呼び名のほうが一般的になりつつありますね。

病院でも治療が出来る若ハゲの治療ともいえるものです。

これは男性型脱毛症という名前からもわかるように男性の薄毛や若ハゲの原因とされています。

男性ホルモンのテストステロンが体内で化学反応を起こし脱毛ホルモンを生み出します。

それがジヒドロテストステロンといわれる物質です。

脱毛ホルモンですから当然のごとく髪の毛が抜けてくるわけです。

病院でAGAと診断された場合は万有製薬（株）のフィナステリド錠等が処方されて治療を受けることになります。

ただ、このAGAの治療は自由診療となりますので保険適用外となってしまいます。

治療費と処方される薬代を含めて10000円～15000円/1ヶ月くらいかかるのが一般的なようです。

いないとはおもいますが、ハゲたいと思っている方はジヒドロテストステロンを体内に取り込めば比較的簡単に脱毛することが可能となります。

食生活の乱れも髪には良くないことはよく言われています。

以前はワカメ等の海藻類をとると髪に良いといわれていましたが、この説にはあまり根拠がないようです。

多分、ワカメや昆布などを髪に例えたイメージ的なもので「海藻を食べると髪に良い」ということが言われてきたのだと思います。

但し、根拠が無いといってもこの海藻類もまったく効果がないということでもないようです。

ワカメや昆布などの海藻類はミネラルを豊富に含む食品ですので取らないよりはとったほうが……かといって大量に取れば髪の毛が生えてくるというものでもありませんが。

いつもの食事にバランスよく取りいれれば良いかなていどです。

この食品を食べたから髪が生えてくるというような根拠の無い話に惑わされるより規則正しく、栄養バランスが取れた食事をすることで若ハゲの予防につながります。

ハゲるかタバコを止めるかと言われたら貴方だったらどうします？

私でしたらもちろんタバコを止めますね。

喫煙をしている方で若ハゲに悩む方は今すぐに禁煙をしてください。

無理と言う方も禁煙の努力はしてください。

喫煙自体が身体に悪いことは言うまでもありませんが、髪にもかなり悪い影響があります。

何故？と思うかもしれませんが、髪や毛根への栄養は血管を通して運ばれます。

喫煙をすることで血管を収縮させ毛細血管の血流を減少させてしまいます。

この結果、本来であれば髪や毛根に運ばれる栄養分が行き渡らないことになりますから庭で枯れかけている草花同様に貴方の髪の毛も……です。

アルコールも若ハゲの原因になるの？と驚かれる方もいると思いますが残念ながら原因の一つには上げられています。

とは、言っても適量を飲む分には影響はありませんし、後述する若ハゲの原因に上げられるストレスの軽減にもつながると思いますので禁酒しなさいとまでは言いません(笑)

アルコールは百薬の長とも言われるように適度に飲む分には身体に悪影響を及ぼすものではありませんし、むしろ良い影響を与えるものです。

ただ、過度の飲酒は髪の栄養分を製造している肝臓にダメージを与えてしまいます。

その結果、十分に髪に栄養を与えることが出来ずに若ハゲにつながってしまいます。

何にでも言えることですが物事には節度があります。

嗜む程度、腹八分目を意識して生活することが大切なのではないでしょうか。

睡眠不足も髪の発育には影響を与えます。

人間は睡眠中に血液や栄養が肌の隅々まで行き渡るようになり、細胞の分裂や再生が活発になります。

睡眠時間が不足することにより髪や毛根への栄養も不足することになりますから抜け毛が増えたり発育にも影響を与えることになってしまいます。

また、睡眠不足は男性ホルモンの分泌も多くなりますので先にも書いたように男性ホルモンのテストステロンが体内で化学反応を起こし脱毛ホルモンを生み出してしまいます。

その結果、脱毛ホルモンですので当然抜けが増えたりする若ハゲになる可能性が多くなってしまいます。

現在において仕事が忙しくて睡眠時間が減るのは家族を養っている皆さんにとっては我慢しなければならないことなのかもしれませんが休日には家族サービスでリフレッシュしながらゆっくりと休養するなどして身体にも髪にも優しい生活を送ることを心がけてみてください。

現代社会においてストレスはいたるところで身体と髪に悪影響を与えてしまいます。

仕事はもちろん子育てや普段の生活もストレスだらけです。

ストレスが溜まることにより毛細血管が縮小し、その結果か髪や毛根への栄養不足がおきてしまいます。

これは、他の若ハゲの原因と同じです。

結局は血管が縮小することにより髪や毛根への栄養供給不足が発生。

抜け毛や髪の発育不足に陥り若ハゲの因子を目覚めさせてしまうことになってしまいます。

しかしストレスを完全に無くすことは、現代社会では無理です。

いかにストレスと上手く付き合うことが出来るか、ストレスを発散することができるかが重要です。

普段は仕事で頑張り、休日は完全にストレスの元となる仕事のことは考えないで趣味や休養に没頭するのがいいと思います。

髪のことを考えると手入れも大切です。

若い頃にパーマをかけていたら30歳になる前にハゲてしまったという友人がいます。

友人にもいますが若い頃は、かなりボリュームのあった髪が20代半場くらいから突然少なくなり30代になった頃には見る影もない状況に。

本人はかなり悩んだと思いますがヤバイと思ったときには手遅れです。

そのときに髪への過度の負荷を悔やんでもしょうがないですから自分はハゲないから大丈夫と考えないで少しは髪を労わることも大切です。

髪の為にはシャンプー選びも大切です。

但し、毛根周りの汚れを落とすためにと洗浄力の強いシャンプーを使うのは厳禁です。

汚れを落とすだけではなく必要な油分まで落としてしまいますから頭皮はもちろん髪に良いことはありません。

また、アルカリ性のシャンプーも髪の為には良くないといいます。出来る限り自然成分のものを使うことを心がけてください。

その他にも髪を染めたり、ドライヤーの使いすぎなども髪には良い影響を与えませんので注意が必要です。