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あよのせかい

モンゴル遊牧民・カザフ刺繍

2016.04.05 06:17

先月3・11に当たる日

カザフ刺繍のワークショップに

参加してきました。


モンゴルに住んでおられた廣田さんのお話によると、カザフ地区では、このような伝統刺繍はあまり残っておらず、モンゴルに移住した者達が、自分達の伝統を無くすまいと、当時に近い状態の伝統を今でも受け継いでいるそうです。


土地の伝統、民族のスピリット

彼らの刺繍に囲まれたお部屋で、このお話を聞き、ジーンと胸が熱くなりました。


一枚一枚の刺繍は、自分達家族の理想の世界を表現していて、朝目覚めたらまず目に入るよう、ベッド横の壁に飾っているそうです。


最近ご縁のある、

曼荼羅そのものだなあ。と。

仏教として日本に伝わった曼荼羅と、

カザフ地区から移民してきた

モンゴル遊牧民の刺繍が同じだなんて

やはり世界は一つ

私達は一つなんだ。と。

時と場所を越えて、刺繍が語ってくれた。

そんな大きな一体感を実感させてくれた

不思議な日でした。





時空を越えて

刺繍が語っている

私達はひとつ