令和元年の最低賃金改定、決定したので表組みにしてみました。
令和元年10月1日から順次県ごとに最低賃金が改定されます。
先月あたりに答申が出ましたが、主に地方関連で答申後に最大3円積み増しがありました。
そこも含めてまとめてみました。
首都圏などは答申どおりの結果になりました。注目すべき点は、答申後にさらに上昇額が積み増しされた県が出ているところです。
一番上がり幅の大きいのは鹿児島県です。答申段階では最低時給最下位の県という記事などが世の中に出ていましたが、福岡県以外の九州・沖縄各県は足並みをそろえる事となりました。
答申後に増額を決めた県は、
青森・岩手・秋田・山形・新潟・兵庫・和歌山・鳥取・山口・徳島・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄
という19県。
最低賃金が上がる割合がだいたい3~4%増なんですが、10月から消費税10%の世界に入ってきます。酒類を除く食料品が軽減税率対象になるとはいえ、大抵のものは10%課税なので、最低賃金上げないと、生活きついですよね。家電とか酒とかそういうのは増税前に駆け込みで買うべきだって思いますもん。
こういう最低時給で求人を出しても、なかなか人が集まらないっていう場合、
オープニング時給でゴリゴリ求職者確保するぜっていう戦略もあります。
高岡市のイオンモール高岡に入居しているテナントさんだと、オープニング時給1,500円っていうのを出してますね。富山県の最低賃金の77%増です。
時給を上げるのはきつい?いやいや、だらだら求人広告出すよりずっといいですよ。さくっと集めてずっと定着してくれるなら時給ゴリゴリ上げるのが一番手っ取り早いです。
もっと言えば、基本的に給与横並びで安心マインドがセットされてると思うので、時給爆上げ戦略は、今一番効果期待できるんじゃないかなと思います。50円アップしたよとかそういうレベルではなく、ほぼ倍にしたよとかそういう感じだと、割とさくっと採用解決できるんじゃなかろうかと思います。
10月からの最低賃金に伴うあれこれの整備はお早めに。研修時給が最低賃金に引っかかるケースも結構多いですからね、こちらもお気をつけください。
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