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チロヴィン ロンドン買い付け2019 (Ownerの旅)

2019.09.12 15:35



前の買い付けから、あっという間に3年という月日が経ち、超久しぶりのロンドン入りです。


と言うのも、当店はバイヤーがロンドン在住という素晴らしき環境が整っているため、わたしがどうしても買い付けに出向く必要性がありません。

忙しければ、やはりわたしの渡英は遠のくわけで。。


それでも、いい加減イギリス支部の仕事を把握する必要性も感じ、やっと英語圏へと旅立つのであります。


まずは。イギリスという国に慣れ直すことから始まります。


相変わらずダメな英語はそのままで、ジェスチャーとバラエティーのない英単語のみでなんとか切り抜ける毎日。


今回、滞在前半はスタッフも同行していたため、観光も交えながらゆっくりめに買い付け。

映画でもおなじみの場所へ。

タイミングよく、年に1度のサマーフェスティバルがあると聞いて、ちょっとワクワクしていたのですが、どうやらフェスティバルはわたしたちの行った次の日からだったらしく、買い付けのみ済ましてそそくさと移動しました。

この日が一番歩いたんじゃないかな。



それにしても、ロンドン入りして直ぐは本当に暑い日が続きました。

ティーポットで紅茶飲むよりジンジャエールが飲みたくなる、というちょっと残念とすら感じる暑さ。

というわけで、あまりにも晴天なので、前半はかなり観光もさせていただきました。


買い付けギリギリまで、阪急のポップアップで働きづめだったこともあり、わたしとバイヤー、スタッフの3人で、普段のご褒美という名目でアフタヌーンティーを堪能。

SAVOY HOTELでクラシックなアフタヌーンティー or 高層ビルシャードでロンドンの絶景を眺めながらアフタヌーンティー、この贅沢すぎる2択から後者を選択。



早起きして、ロンドン市内でもちょこちょこ買い付けに繰り出します。



久しぶりの買い付けに来て思いましたが、3年前とはかなり市場も変わっていました。

わたしたちがこのお店を始めた頃、本当にリーズナブルな価格で商品展開出来ていたのは、あの時代だったから、とはっきりと言えます。


お馴染みのマーケットなどでも、本当にジュエリーが買えなくなっています。値段も高騰。

もちろん、より厳選して品定めをするようになったというのもひとつあるかもしれません。しかし、その言葉だけでは片付けられないくらい、アンティークと呼ばれる時代に近い年代のコスチュームジュエリーは少なかったです。

改めて、バイヤーの腕に関心させられました。

いつもすばらしい商品を買い付けてきてくれてありがとう。

自信を持って販売できるのも、力強いバイヤーがいるからです。



バスの2階先頭からの眺め。

ロンドンバスは、いつ見ても可愛いです。

日本のバスももっと可愛い色にすればいいのに。



買い付け後半は大きめのマーケットを攻めます。

ジュエリーってきれいなガラスケースの中に入って販売されているものばかりではありません。ガラクタ箱の中から、目利きして価値のあるものを探し出すのもよくある事。



買い付けのあとは、荷造りのため、ひたすらバイヤー宅にこもってジュエリーのお掃除とメンテナンスに徹します。


実は、双子の姉でもあるバイヤーは料理上手。

おかげでわたしのロンドン生活は、食事がたいへん充実し、物の見事に太ってしまいました。。ダイエットするんじゃなかったのか、、(えぇ、帰国したらします..)


このフィッシュバーガーも、バイヤーの手作り。

双子でも、特技は結構違ったりします。



やや苦戦を強いられた買い付け旅でしたが、なんだかんだでコスチュームジュエリー、ハイジュエリー共にバランスよく集めることが出来ました。


普段、買い付けた商品はしっかりとメンテナンスをして、お客さまのもとへ届けるようにしていますので、お披露目までに少しお時間を要してしまうのですが、今回は帰国後すぐに販売できるよう、たっぷりとジュエリーに手をかけて帰ってきました。

来週の東京のイベントにて買い付けしたてのジュエリーをご覧いただこうと思っております。


久しぶりとなった今回の買い付け、本当に行ってよかったです。

色々と市場の変化を知ることができたのはもちろんですが、わたしたち2人で作っているCHIROL VINTAGE、お互いの仕事を知ることって、とても大事だと痛いほど感じました。

頭ではわかっているつもりでも、実際に見るとやはり違います。

相手の仕事を知ることで、もっと自分のお店に対する視野も広くなるし、自信もつくし、足し算ではなく掛け算で進んでいけるような、そんな感覚を覚えました。


バイヤーにもわたしの仕事を見て欲しいな、とは思いつつも、そんな「いつか」はくるのだろうか...。

はるか遠いイギリスと日本。


こうやってチロヴィンの商品は、みなさまの元へ届いています。

大切に持ち帰ったジュエリーを、はやくご覧いただきたいなとウズウズします。



わたし自身の課題、CHIROL VINTAGEの課題もたくさん持ち帰りました。

次へ活かしたいと思います。



どう考えても、日本にいる時よりも規則正しい生活をした2週間。

Thank you, sis!!


CHIROL VINTAGE オオタ



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