矯正には不可欠な保定期間とMFT
2019.09.12 09:21
矯正治療では
歯を積極的に動かす期間(動的期間)の他に
矯正後に歯が動かないようにする期間(保定期間)
が必要になります。
矯正は器具をつけて歯を動かすということはご存知の方が多いと思いますが、
矯正直後は歯の周辺の骨や歯周組織などが不安定なため、歯がもとの位置に戻ろうとする
「後戻り」
が起きます。
せっかく頑張って理想的な歯並びを手に入れたのに、後戻りしてしまっては本当にもったいないです。
後戻りを防ぐために、保定期間中リテーナーという装置をしっかりと使う必要があります。
当医院では、主に取り外し式の透明なリテーナーを使っていただきます。(必要な場合は針金による固定式のリテーナーを併用することもあります。)
保定期間は年齢や矯正にかかった期間などで変わりますが
半年から1年半ほどの期間は矯正中同様、お食事以外は1日中装置をお口に入れておく必要があります。
ある程度歯や骨が安定してきたら、12時間、7時間、1日などと使用時間を減らしていき、後戻りの可能性が無くなるところまできたら保定期間が終了となります。
保定期間も考えるとかなり長い期間、装置がお口に入っていることになりますが、矯正をすることで得られるメリットはとても大きいく、頑張る価値は大いにあると思います。
また、リテーナーをしっかり使用するほかに、「MFT(口腔筋機能療法)」を取り入れることにより効果的に後戻りを予防することができます。
当医院では矯正治療を受けられてる方ほぼぜ医院お方に「MFT」を取り入れています。お顔を若々しく保つ効果もあるので是非♩