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旅する身体

考えながら遊ぶ、遊びながら考える

2019.09.15 09:14

日曜は武術を活かすと瑜伽の講習。




今日は初めての方がご参加され、武術は全くの初めてでと恐縮されていました。すぐに誤解は解けましたが、武術の身体の使い方を研究しています。痛い事をしたりなんかは殆どありません。常連さんや分かりあっている方にならそういった稽古はたまにありますが、初めてや何回かの方にはまずそのような事はしません。




力みを抜いていきたいのに、痛い事をして固めてしまうなんて本末転倒ですからね。




興味はあるけど稽古って何やるんだろう?と思われている方もいると思います。




稽古内容はその時々で違いますが、初めての方には「座る」や「立つ」を稽古して身体の見方を動きを通して考えてもらいます。その他にも手を伸ばしたり寄せたり。こんなんで稽古なのかと思われるかもしれませんが、実はとても重要な稽古なのです。普段、日常で何気なく行なっている「座る」や「立つ」、手を伸ばす、寄せるですが、改めて見てみると奥深いものがあります。




「座る」や「立つ」をキッカケに、身体って面白いなぁと感じで頂ければ嬉しいです。




今回印象的だったのは、ある動きをしていたら「子供の時に動いていた感覚を思い出しました、子供ってこんな感じで動いていますよね」と感じた事をお話ししてくださった事だ。

大人になって、いつの間にか頭でっかちになっていて、何をするにもまず考えて…。子供が遊んでる時って考えて遊んでないですよね。遊びながら考えてる。身体で感じた事に沿って考えてる気がします。

そんなお話もしながら進んでいった稽古です。





瑜伽は、武術の動きとの共通性をお伝えしながら進んでいきました。動きだけでなく、考え方も共通点があります。




身体と対話したり、動きを工夫する「始まり」をお伝えしています。杖にも興味を持って下さったようでした。




日曜日、なにかを付け足すのではなく、今ある身体をより活かしていく、身体を旅する日にしてみませんか?

ご参加お待ちしております。