【欧州野球選手権'19】メジャーリーガーも輩出するドイツが敗退。イスラエルが躍進。
前回特集した通り、東京オリンピックへの切符がかかった欧州野球選手権で、イスラエルが台風の目になりました。大会を4位で終え、オランダ、イタリア、スペイン、ドイツといったこれまでの4強から、ドイツを5位決定戦に追いやる形となりました。そのドイツは5位決定戦でもチェコに1点差で敗れ、ここ最近コンスタントにメジャーリーガーも輩出してきたドイツが敗退となりました。優勝のオランダは、決勝でライバル・イタリアを破り大会3連覇達成。ということで、今大会の上位5位までに入ったオランダ、イタリア、イスラエル、スペイン、チェコは、東京オリンピックの欧州・アフリカ予選に進出。アフリカ王者南アフリカを加えた6チーム総当たり戦を行い、優勝した1チームが東京オリンピックへの切符を手にします。2位は2020年3月開催予定の東京オリンピック最終予選に回ります。
今大会の結果をまとめると以下の通り。
オランダとイタリアの2強が決勝に進出したものの、ベスト4のスペイン、イスラエルとは1点差の勝利。スペインはオランダ相手に7回まで0-0でしたし、イスラエルも7回までイタリアに2点リードしていた状況でした。この辺りからも、ベスト4チームの実力は非常に拮抗していると見えます。欧州・アフリカ予選では、今大会の結果は関係ありませんので、より熾烈な争いが繰り広げられるでしょう。
因みに今大会の試合結果を当サイト独自のランキング『SPLITTER RANKING』に反映。
オーストリア、スウェーデン、クロアチアの3カ国を新たに追加。追加組から容赦なくポイントを荒稼ぎした強豪のオランダ、イタリア、スペイン辺りがランキングを上げており、やや過大評価気味に…。
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