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エイトビルシスターズ

芸術の秋!(小椋由佳里)

2019.09.15 12:31

こんにちは!

エイトビルシスターズの小椋由佳里です😊

久々の投稿です。

風が秋らしくなってきた今日この頃。

みなさま、三連休はいかがお過ごしでしょうか。


さて、秋といえば、芸術の秋。


私、絵を描くのが好きでごさいまして…


最近の作品はこちら。

タイトルは「旅立ち」。

水彩画です。


季節を少し先取りして、

いちょうの木を描いてみました。


実はこの絵、

次のエイトビルシスターズの活動と、

何か関係があるかもしれません。

ふふふ。なんでしょうね🥰


そして、今日は京都で開催された

あるイベントに参加してきました。

能楽師、有松遼一さんによる能楽講座。

能の味わい方や、謡(うたい)の魅力について、実演も交えて解説してくださいました。


国語教師で、特に古典の好きな私には、

たいへん魅力的な講座。


会場がこれまた素敵なところで…

こちらでごさいまーす!(バスガイド風に)

旧三井家下鴨別邸。


かの有名な財閥、三井家の別邸です。


三井と聞いてすぐさまミッチーを

思い浮かべたあなた、

私もSLAM DUNK好きですよ🏀

ただし、私はリョーちん派。


有松さんと。


すばらしいお声、お話で、

能の魅力を初心者にもわかりやすく

教えてくださいました。



無駄なものをそぎ落とした表現。


同じ型でも、同じ舞台は二度とない。


難解な古典芸能。

よくわからないという人に、

あらすじを説明することはできる。

しかしそれでは、作品の真髄は伝わらない。


音楽には音楽でしか、

文学には文学でしか、

舞には舞でしか、

能には能でしか伝えられない世界がある。


そしてそうした感動は、

「生で」観なければ、

脳が感じとることはできないのだそうです。


なるほどなぁ…


おもしろくて刺激的な動画が

どれだけあふれようとも、

本物の感動は生でしか伝わらない…


これは、舞台人としては

勇気をもらえる言葉でした。


感想はもっといろいろあるけど、

語りだすと長くなるんでやめときます😅


引き続き、

旧三井家別邸の魅力をご覧あれ。

重要文化財ですからね。

美しい装飾、調度品がたくさん。


由美かおるが入っていそうなお風呂(偏見)。

葛飾北斎の富嶽図(複製)も…

せり出した柳の木に座って笛を吹く童子。

落ちそうでなんだか不安になる。

バックには勇壮な富士。


その対極的な組み合わせが、

なんとも言えずもの悲しい。

一人でいったけど、

同じ講座の参加者で、

話しかけてくださった方に

撮ってもらいましたー✨


旅は道連れ、世は情け。

天に向かって屹立する椋(ムク)の木。


椋の木を見ると、妙な親近感を覚えちゃう、

そう、私は小椋(おぐら)。


椋鳥も同じく。

講座はお抹茶とお菓子付き。

お盆の象さんかわいくないですか?✨

その後、美術展へ。

美術館「えき」KYOTO「動物パラダイス」。


私が気に入ったのは

この竹内浩一氏の「幻花」という作品。

この象…泣いてませんか?

それとも、観る側の心情を反映しているの

かしら…?


象には、悲哀が似合うと思う。


他にはない立派な巨体をもつ者は、

他には理解し得ない哀しみを背負う。

…そんなこんなで芸術の秋を満喫した一日。


楽しく、充実した時間でした💕