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BASEBALL TRAINER

本当にボールを見て打つことはできるのか?

2019.09.16 14:20

空振りをした時にボールを見て打てとよく言うことがあります。

本当にボールを見て打てるのでしょうか?

1954年のHubbard&Seng.の研究では、打者はボールリリースから頭部を固定し眼球を動かしてボールを追跡するが、ホームベースの2.4〜2.6m手前で眼球運動が停止することが報告されています。

このことから打者はインパクト直前からボールが見えていないということを示しています。

なぜ、見えないのか?

滑らかに追跡できる眼球運動の角速度は最大で100°/s程度ですがボールを追跡するために必要な角速度はボールがホームベースに近づくほど大きくなり、打者の手元では500°/s以上に達するからです。(Watts&Bahill,1990)

なので打者はインパクトの瞬間にボールを見たくても見られないのです。

プロもアマチュアも最終的にはボールを見失っています。ですが、プロの選手の方がより手元までボールを追跡できていると言われています。

では、どうやって打っているのか?

こういう研究結果があります。

↓↓↓↓↓↓↓↓

投球されてから0.15s後とホームベースに到達する0.15s前の2条件で視線を遮蔽した打撃では、バットの芯に対するボール衝突の位置は通常の打撃と変わらなかった。(Higuchi et al,2016)

つまり、打者はリリース直後の投球からどこを通るかを予測し打っていると言えます。

これで、なぜ伸びるボールが空振りを取れるかが予想できると思います。👍