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スツール Basic 脚と幕板の接合 ③隠し釘(ポケットホールジグ)

2019.09.18 00:32

③コーススレッドで内側から接合する方法 隠し釘(ポケットホールジグを使用)

「ポケットホールジグ」を使って、幕板に斜めに穴をあけ、コーススレッドを差し込んで、脚と幕板を接合する方法があります。治具は穴あけのガイド、専用のドリル、ストッパーで構成されます。ガイドを幕板にクランプなどでしっかり固定し、ドリルで斜めに穴をあけます。ビスを穴に入れてそのまま脚にねじ込むという算段です。

わたしはこの治具とトグルクランプを組み合わせた治具を作り、板をトグルクランプではさんで、穴をあけるようにしています。

コーススレッドの代わりに、頭の下の座面が平らな「なべ」や「座付なべ」とよばれるビスを使用するほうが、接合力がより強く、ビスが食い込み過ぎて材が割れることもありません。この治具は、椅子、テーブル・机、スツール、ベンチ、棚などを作るときにも大変重宝します。

 全ての部材をポケットホールジグを使って組み立てたスツールです。

脚に斜めにあけた穴はフォスナービットを使いました。傾斜に合わせて、ビスを打ち込み、脚と座板を接合しました。 これも隠し釘の一種です。