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大野農園(olioli農園)

【大野農園よもやまバナシ】第29話「かわいいお菓子やさん『ダンラナチュール』」

2019.09.18 02:50

大野農園スタッフのチコです!


先日の日曜日、ブドウ販売の今季最終日ということで、朝からたくさんのお客さまにご来店いただきました。

あらためまして、ほんとうにありがとうございました!


ご用意できた販売量が少なく、まさかの、9時開店前に売り切れるという、想定外の事態になってしまいました。

その後せっかく来てくださったお客さま、たいへん申し訳ありませんでした…。


基本的に9時開店の大野農園ではありますが、実際には、スタッフは準備のために早めに来ており、9時前でもお声がけいただければ販売する、ゆるい(?)体制の対面販売です。

ということで、今回も、早めにご来店くださったお客さまにお買い上げいただき、完売してしまったという次第なのですが…。

わたくし個人の考えとしては、公平を期すという意味で、できるだけ9時以降のご来店をお願いしたいと思っております。しかしながら、貴重な日曜日、皆さまその後のご予定なども有るかと思いますので、何とも難しいところではあります…。

品目によっては、ご予約を承ることもできますので、その日のご都合と照らし合わせ、上手にご利用いただければと思います。どうぞお声がけくださいね!


さて、それでは毎週水曜日更新のコラム「大野農園よもやまバナシ」です。

今回は、大野農園の果物を使ってくださっている、素敵なお菓子やさんをご紹介させていただきます。

↑この美味しいスイーツのお話は、後ほど…。


……


調布市深大寺にある焼き菓子屋さん「dans la nature(ダンラナチュール)」。

http://www.danslanature.net


店主の千葉なつえさんがお一人で営む、小さなおやつ屋さんで、月に数日しか開店しない、知る人ぞ知る人気店です。

フレッシュな焼き菓子と季節のスイーツを求め、オープン時には行列ができるほど!

国産の素材、特に果物は、できるだけ地元産を使うようになさっているとのことで、数年前から、当大野農園の果物もご愛顧くださっています。


千葉なつえさんの魔法の手で、ジャム、パウンドケーキ、タルトにクリームサンド…これまでに、たくさんの大野農園の果物が、それはそれは美味しいお菓子に変身しましたが、この度も、当農園のピオーネを使ったお菓子を作ってくださいました。


9月の開店日だった過日9/13金曜日と9/14土曜日、ピオーネのお菓子はこの日だけの限定品ということで、ウキウキとお店にうかがいました。

センスが良く、とってもかわいいお店。開店から2時間ほどで、既に多くが売り切れていました。この日も列ができていたそうです。

ふふふ…戦利品です。たまにしかうかがえないのですが、うかがえば、あれもこれも欲しくなってしまい、大人買い…!


ダンラナチュールのお菓子に共通して言えること。

千葉さんの長い修行生活の末に磨き上げられた端正なたたずまいは、「素朴」という焼き菓子のイメージを超えているなぁと、いつも感心します。

クッキーの厚みやパウンドケーキのカットなどは、ミリ単位で厚さを調整し、素材の組み合わせをとことん追求して、ベストな味わい、食感や口どけを研究しておられます。

どのお菓子も、びっくりするほど美味しいです。


そして、お目当ての…

大野農園のピオーネを使った、ゼリーとタルト(上の写真の繰り返しですが…)!

こちらも千葉さんごひいきの、福島はあんざい果樹園の洋梨と合わせてくださいました。


ゼリーは層になっています。見た目も味も涼やかで爽やか。ゼリーのキモとなる「柔らかさ」も絶妙。

タルトは、サクサクの生地と手作りのカスタードクリームの上に、たっぷりのフルーツ。生地とクリームの接する、ちょっぴりしっとりの食感が、これまた美味しい…。ダンラナチュールのタルトは、甘さと酸味のバランスがちょうど良く、何個でも食べられてしまいそうです(…って、実際にはいつも、1個を大切に大切に食べています〜)。


そのままでも美味しい果物を、こうして素敵に使っていただけて、ほんとうに光栄です。

千葉さん、いつもありがとうございます!

間も無く、大野農園の栗を使ったお菓子も登場するそうです。毎年大好評の、栗の渋皮煮のパウンドケーキ。また、レポートしたいと思います。

今年は、昨シーズンの剪定の影響があり、例年にくらべて栗の収穫量が多くはなさそうですが、皆さまに様々な形で美味しく食べていただけると良いなぁと、栗が落ちるのを心待ちにしています。


ということで、今回は、わたくしチコが愛して止まないお菓子やさんのご紹介でした。

「よもやまバナシ」、この度もお読みくださいまして、誠にありがとうございました!