Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

SYM JAPAN

#奄美感想文 No.1「すべてが美しいと言えるように…」

2019.09.19 10:52

 毎年夏に行われるSYM夏合宿では、合宿終了後、参加した青年に感想文を書いていただき、それらを文集にして、お世話になった方々へお送りしています。

 今年2019年も、8月23日(金)~27日(月)の4泊5日で「SYM夏合宿2019 in 奄美大島」を開催し、感想文集をつくりました。合宿に参加した青年たちが受けた恵みをより多くの人と分かち合うべく、感想文のいくつかを、1つずつ分かち合っていきたいと思いますので、ぜひご覧ください。

※WEB上での公開にあたって、本人の希望によりペンネームを使用する場合があります。


SYM夏合宿 in 奄美大島に参加して


キク(21歳女性・大学生)


 まず、この神さまのお恵みにあふれた巡礼に参加することができたことに感謝いたします。

 今回の巡礼は、本当にたくさんの方のあたたかさにふれたものでした。朝早くから私たちのことを送ってくださったり、おうちに泊めていただいたり、それぞれの教会でずっと待っていてくださったり、冷たいお飲み物や食事、お菓子を用意してくださっていたり、また、すれ違っただけなのに心配して差し入れをしてくださったり……。そして、今回出会えた方だけでなく、準備をしてくださった方、巡礼がよいものになるように、陰ながらお祈りしてくださっていた方など、多くの方のおかげですばらしい巡礼ができたことに心から感謝しています。私たちは神さまの愛によって出会うことができ、また、この出会いから神さまの愛を感じることができました。

 さて、すでに東京に帰ってきてから1週間が経とうとしていますが、今、この巡礼を振り返ると美しい情景ばかりが思い出されます。教会でお祈りしているとき、その声がいつも以上に大きく響いて聞こえたこと、訪ねたそれぞれの教会で待っていてくださった信者さん方との出会い。またその方たちと一緒にお祈りしたり、歌をうたった時間。5月の下見のときには、5つのパイプ椅子が置かれていた教会に、10数個のパイプ椅子が置かれていたこと。また、普段は建物に阻まれた空ばかり見ていますが、視界の端から端まで、それも瞬く間に表情を変える空の様子。フルーツの断面のみずみずしさ。そして、海やさとうきび畑を見ながら歩き、参加者それぞれの人生や生き方について話したこともすてきな時間でした。人も自然もとても美しい形で、私の記憶に残っています。

 ところで、私は歩くことが大好きですが、巡礼で歩くのは特に好きです。ある目的地に向かって、みんなで辛さや苦しさ、そして美しさを共有し、時には多くの方々に助けてもらい、そしてまた元気に歩く。この、私たちの生き方を歩いて体感することがSYMの歩く目的でもあると思います。そして、私はそのように生きたいし、今回の巡礼のように振り返ったとき、すべてが美しいと言えるように生きていきたいです。

 今回、お世話になったすべての皆さま、本当にありがとうございました。お祈りしています。


* * *