人物紹介 その3
小野永美子 30歳 (敬称略)
令和になり知る人ぞ知る短歌がある。
【令和】
初春の令月にして
気淑く風和らぎ
梅は鏡前の粉を披き
蘭ははい後の香りを薫らす
【万葉集より(梅花の歌】・・・大友旅人】
歌と共に、太宰府天満宮の傍にある坂本神社に行くとよい。
その坂本神社からさほど遠くない所で、永美子は父(シュンイチ)、母(ハツミ)の長女として生を受ける。
兄と弟に挟まれピアノやスイミングを習い、サッカーや野球をして育つ。
地元の小学校を卒業し、女子だけの中高大学の一貫校に行く。
大学在学中にカナダの大学に単位認定留学をする。
卒業後、フランス・カンボジア等々海外15か国へ行き学ぶ。
日本語学校や英語保育園など英語を使用する職場へ行く、またホテル勤務や海外へ輸出する職場などを経験する。
何れも言葉を重要視する職場だった。
永美子と出会ってまだ間がないが、
最初の出会いは、先に人物紹介した大村栄理に会いに来た時だった。
中高と6年間一緒だった栄理とは、高校卒業後に別の道に進んでいる。
栄理が心傷つき苦しんでいるときに支えている。
またカナダに行った時には、栄理がカナダまで会いに来ている。
小野永美子とは、若くして不思議な雰囲気を醸し出している。
何処かひょうひょうとした雰囲気を出しているが、
言葉使い動作に無理がなく礼儀正しい。
何処か着ている服装とあわない、古風な雰囲気をもっている。
そうかと言って、引っ込み思案でもない。
相手かまわず自分から進んで行くところもある。
若い成年男子には掴みにくいだろう。
現在 永美子30歳、
海外15カ国を体感してきたという。
思い描いていたことが見えただろうか?
概念として理解できただろうか?
思い込みをせずこの先もシッカリ世界を捉えて欲しい。
私にできない事を引きついでいることがある。
私が今まで56年間研究してきた精神構造分析の結果から見出した、
心の解剖図や、【うつ病の予防法や改善方法】を英語に翻訳・通訳することである。
誰しも難しいと思っている【心のコントロール方法】を、英語圏の人に伝え教える仕事だ。
私は体に幾つもの爆弾を抱えているが、そんな私に代わって英語圏の人を心の苦痛から救ってほしい。
うつ病や自殺から救ってほしい。
それだけではない、
日本国内では数年先に高齢者の介護施設では、介護職につく人が45万人不足するという。
今年の初冬から、外国人に介護の資格を取らせる仕事も始まる。
これも永美子抜きには企画できない事業だ。
何時までも心の若さを保って欲しい。
サラリーマンでは駄目だ。
【少年よ大志を抱け】