某トレーニングメソッドの欠点？

バランストレーニングを実施されているジムやトレーナーは既に多数存在します。

そこへ後から入って来て勝手に「バランスコーチ誕生」なんて言うな。

そのようなおしかりの声も出そうですので説明しますと、私の場合は肺活量や筋力や持久力などの一般的体力やスタミナに関してはほとんど扱いません。

ほとんどバランス感覚、バランス能力だけに特化します。

そこで、既にある某トレーニングメソッドとの違いを１点示してみます。

引用元　 代表　座学用映像（4つの能力） . KSE 動画配信用チャンネル

上記に引用した某プロトレーナーはバランス能力強化の為に「バランス筋力」を鍛える主旨の説明をされていますね。

つまりバランスは筋力で取る、バランス能力を高めるには筋力を増やせば良い、という考えのようです。

これに対して私の場合は、筋力ではなく平衡感覚という脳の能力を最も重視していて、言い換えれば「力より技」という発想です。

つまり、私に言わせれば例え筋力は少なくても平衡感覚が良くてバランスさえ取れればそれなりに良いパフォーマンスはできるのです。

勿論それなりであって国体や全日本レベルともなればとても無理ですが、逆に言うと国体や全日本レベルであれば平衡感覚も極めて高くなければならないはずです。

ですから筋力を増やせばバランス能力が高まるかのような考えだけでは欠陥メソッドと言えるかも知れません。

しかし、ここ最近はバランス関連の研究や話題も増えつつあり、某プロトレーナーのメソッドも恐らくどんどんリニューアルされるでしょうから、遅かれ早かれ私と同じ考えも追加していくに違いなく、既にそうなっているかも知れません。