Mr.C.B. ミスターシービー(8)
Mr.C.B.「ヒヒ~ン、ブルルルルルルルルルルル。」
Mr.C.B.「パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ。」
Mr.C.B.「パカッ。」
Mr.C.B.「ヒヒヒヒヒヒヒ~ン!」
1985年(昭和60年)10月6日・グッドルッキングホース・ミスターシービーの引退式が、あいにくの雨の中、東京競馬場で行われた。
1982年(昭和57年)11月6日に同場で競争馬デビューした、グッドルッキングホース・Mr.C.B. ミスターシービーは、15戦8勝の成績を残すなど活躍した、北海道・浦河郡・浦河町の岡本牧場で千明牧場の名義により生産された、父・トウショウボーイ 母・シービークインの仔の黒鹿毛馬だった、血統のいいサラブレッドだった馬である。
19年ぶりに三冠を達成したり、1984年(昭和59年)10月28日に東京競馬場で行われた第90回・天皇賞(秋・芝 2000m)では、2着のテュデナムキング以下を抑え、1分59秒3のレコードタイムで優勝、四冠を達成するとともに、完全復活を果たした馬だ。
引退式では、グッドルッキングホース・ミスターシービーが、その時のゼッケン番号・13番で登場しました。
8つの重賞レースを制覇しながら、次世代三冠馬・皇帝馬 シンボリルドルフを倒せないまま、競走馬生活を引退することになった、グッドルッキングホース・ミスターシービーの活躍ぶりを見ようと、大勢の競馬ファンが別れを惜しんでおりました。
Mr.C.B.「カポ、カポ、カポ、カポ、カポ、カポ、カポ、カポ。」
Mr.C.B.「ヒヒ~ン、ヒヒ~ン、ヒヒヒヒヒヒヒ~ン!」
Mr.C.B.「カポ、カポ、カポ、カポ、カポ、カポ、カポ、カポ、カポ、カポ。」
Mr.C.B.「パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ。」
Mr.C.B.「ヒヒ~ン、ヒヒ~ン、ヒヒ~ン、ヒヒヒヒヒヒヒ~ン!」
Mr.C.B.「パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ。」
ミスターシービーは、大きい蹄で、芝のコースを走ってやりました。
その後、ミスターシービーの口どり式も行われ、1982年(昭和57年)11月6日に東京競馬場で行われた新馬戦・1着でデビューを果たして以来、15戦8勝の成績を残した、ミスターシービーは、長い競争生活に終止符を打ち、引退した。
ミスターシービーは、その後・種牡馬として繋養生活を送るため、北海道へ旅立つ。
Mr.C.B.「ヒヒ~ン、ブルルルルルルルルルルル。」
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