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フラミンゴ隊(tai)

『肢体不自由による困難さのある人と支援者のためのiPad活用術』を終えて

2019.09.21 09:23

みなとママです。


9/16(月・祝)に福岡市立今津特別支援学校の福島勇先生をお招きして、『肢体不自由による困難さのある人と支援者のためのiPad活用術』という講演会を千葉リハビリテーションセンターをお借りして開催しました。


雨で足元も悪い中でしたが、当日参加していただいた方も含めて61名の参加でした✨


きょうだいも4名、別室にておもちゃ遊びをして待っていました。


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福島先生とお話しさせてもらったのは7/13のマジカルトイボックスでのこと。


https://flamingotai.themedia.jp/posts/6601041

何でもご存知で、自然な子どもの接し方、子どもだけでなく母への声かけなどどれも勉強になりました。


この時からまたみなととiPadを使っての生活が“大変”なことでなく“楽しい”に変わりました💟


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福島先生の講演会内容

 ※スライド画像も参照ください✨

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『肢体不自由教育とは』

子どもたちには

カラダを動かす上での不自由さはあるけれど、

「○○したい❗」というココロは不自由にさせない教育

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『教員を含めた支援者が心がけたいこと』

「障害があるから○○デキナイ」という見方、捉え方ではなく

どう工夫したら○○デキルようになるか

どうやったら○○という活動に参加できるか

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デキルことを生かす✨それです、それです❣️

できないと言われ続けていた、、、もう当たり前の言葉。親の私も我が子のできることを見るよりもできないことを仕方ないんだよな、、、と受け入れることしか出来なくなっていた、、、。


デキナイからと否定的でなく、デキナイならどうしたらデキルのかを考えること。。。


そう思うようになってから、いかに、関わってくださる保育士さん・先生・看護師さん・セラピストさんたちがそういう目で見てくれていたかということに気づくようになりました。


純粋に、先生たちの関わり方を真似してみようと思えるようになりました。


我が子だからわかることも有ると思うけれど、我が子でも少しのサインをどうキャッチするかを専門家に聞いてみることも重要なんだ❣️と思えるように❗


そして、色々な人の意見を聞いて、我が子に最善のことをしてあげたいなぁと色々なイベントに出掛けています。


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コミュニケーションのメカニズム

①意思・意欲

②発信

③受容

④処理

⑤加工

⑥応答(発信)

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意思や、意欲をどう育てるか❓・・・『シンプルテクノロジー』


※シンプルテクノロジーとは❓

身近で簡単な機器やスイッチ(ローテクなもの)などを使ったコミュニケーション技法

→【子どもにとって、お得なこと❗】


🌟スイッチでレインボースティック回転台を操作【喜び】

🌟スイッチで(たいこたたき器を操作して)ツリーチャイムをならす→お友達と合奏【喜び】

🌟スイッチ掃除ロボを操作【役割り】

🌟スイッチで(ジューサーを操作して)ジュースを振る舞う【役割り】

🌟スイッチで餌やりき操作(ピタゴラスイッチ)※子どもも魚🐠も嬉しい【感謝される】

《iPad(ドロップトーク)とスマートスピーカーやスマートリモコンを使って・・・》

🌟スイッチで(iPadを操作してスマートスピーカーに指示)ニュースをきく【役割り】

🌟スイッチで(iPadを操作してスマートスピーカーに指示)今日の天気をきく【役割り】

🌟スイッチで(iPadを操作してスマートスピーカーに指示してスマートリモコンを介して)エアコン操作【役割り】


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ICT、ATを活用することで、、、

お得なこと↓

喜び

役割り

成就感

有用感

認められる

感謝される

依頼される

→受動的な立場から能動的な立場へ

→コミュニケーション意欲の向上❗

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子どもにとってお得なことを準備する

子どもの得意な動きをみつける

スイッチを適切に固定する

1つの入力方法にこだわらない

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福島先生の学校では、視線入力も活用しています。

好きな画像を風船割りにはめて、お得なことでデキルを伸ばしています。


《視線入力》ポイント

・背景をごちゃごちゃさせない

・照明がまぶしいにので少し暗めにおとす

・視線の履歴でどう見ているかなどがわかる


また、皆で書いた個性豊かなペイント🎨で絵画展、スイッチで楽器や楽器アプリをみんなで🎼合奏🎵しているそうです。


健康観察を保健室に提出するのもスイッチでやりとり。運動会などのイベント時や日常の会話もドロップトークなどを使ってやりとりしている❗


福島先生の学校はどれもお得なこと満載でワクワクで溢れていました。コミュニケーションはやりとりをして培われていくんだと改めて思いました。


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休憩挟んで、、、


参加者ご自身のiPadと、持っていない方も福島先生のをお借りしてiPad操作の実践編でした。


iPad以外にも『iPadタッチャー』(https://assistech-lab.com/?pid=73139945)、『ワンショット』(https://assistech-lab.com/?pid=89903155)、フィルムケーススイッチもお借りしました。


動物の鳴き声や増やしたり触って楽しむアプリ『リアルアニマル』の操作、広告の消し方・タイマーの設定など『アクセスガイド』の設定操作、絵カードみたいに使えるiPadのアプリ『ドロップトーク』の操作などなどたくさんのお得なことを習い、、、


すみません、色々見失いました💦途中聞き逃してしまったことも有りそう💦


でも、たくさんの事例が、YouTubeにもアップされていて、決め細やかにブログにもかかれているので、また勉強します。続きはWebで❣️

✨福島先生のブログ

http://sam-eatlab.blog.jp/


✨リアルアニマル:REAL ANIMALS HD https://apps.apple.com/jp/app/real-animals-

✨『アクセスガイド』の設定操作

https://youtu.be/GH7BPtN1jyM

✨ドロップトーク:DropTalk HD https://apps.apple.com/jp/app/droptalk-hd-lite/id609371962


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近隣の特別支援学校の先生たちが熱心に参加されていました。センターのスタッフも来てくださりとても嬉しく思いました。


きょうだいの保育にはいつも頼らせてもらっている『ちばおもちゃ図書館』のキャサリンとモリーが木のおもちゃをたくさん持って来てくださいました。ありがとうございました。


福島先生自ら準備や、参加者の方にも片付けもお手伝いしていただきありがとうございました。


皆に支えられてフラミンゴ隊は成り立っております💦どうかこれからもよろしくお願いします。


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今、我が家の課題は、『みなとにあったスイッチを探す』ことです。


このところずっと一年くらい前に、OTの先生に製作していただいた『棒スイッチ』を使っていました。


緊張が強いので押すという動作よりも引き込む力が強いので、手の手前に棒スイッチを設置して操作出来るので良いと思っていたけれど、引き込んでまた少し力を緩めてスイッチを戻さないとONしなくて、、、


その前に使っていたプラケーススイッチに戻ってみたものの、手にうまく固定できなくて、、、フィンガースイッチなども試しました。


色々な方にも進められて、キットを購入していた『ひもスイッチ』❗を9月の勉強会にパパが作ってくれたので❗❗試しています。


《みなとの今やっていること》

🌟スイッチでお掃除ロボットを操作【役割り】

🌟リモコンを直押ししてシャッター開閉操作(朝・夕)【役割り】

🌟《通園》スイッチでVOCA「おはようございます」のあいさつ【喜び】

🌟《訪看》スイッチでiPad『指伝話』の「おはよう」や「ありがとう」のあいさつ【喜び】

🌟スイッチで(マビー)プラレール操作【喜び】

などなど、、、


先日は通園の遠足で、水族館へ行ったので、保育士さんに手伝ってもらい、iPadのカメラで写真撮影📷に挑戦しました❗


固定がまだうまくいっていないので、あわあわしながらもなんとか撮れました~✨


これからもたくさんのデキルことを伸ばしていけるようにしていきたいです❗