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あいおい庵          

常に明るい前向きな心で

2019.09.21 10:36

今日も一日お疲れ様でございました。


昨日呟きをさせて頂きましたとおり

本日は朝十時より

「全国一斉みんなで自宅でお写経会」を始めさせて頂きました。


台風の影響があるお彼岸となりましたが

皆様はお変わり無く

本日もご参加頂けましたでしょうか。


私も本日は、ゆっくりとお写経をさせて頂くことが出来ました。

ありがとうございました。


常日頃より

「何事が起きても中庸の心を」と、

心がけてはいるつもり、でおります。


ですが、実は先日、息子が救急車で運ばれる、ということがございました。


たまたまその日は、私はお山に上がらせて頂いておりまして

等の本人から電話で

「おれ、入院になっちゃった。」と

後から聞く始末です。


結局、息子は事なきを得

後日また改めて手術、という段取りとなりましたが

この時は、さすがに自分の無力さを痛感致しました。


息子と言いましてももう成人し、結婚もしておりますので

特に母である私が手を出すこともないのですが

数日後に手術を迎える息子や、またその妻である義理の娘の心を思うと

手術の無事を願わずにはいられません。


困った時の何とやら、で

そういう時ばかり、必死に心を込めるのも何かと思いまして

いつも通りにお写経をさせて頂きました。


けれども、お写経をしながら思いますのは

やはり「何事もない日頃の、何と有難いことか」ということでありました。


なんにもない、

だから有難いんだ、ということを

よくよく思い知らされた気が致しました。


御大師様のお言葉に

「善念して常に相続すれば

心菩提の記を得」(宗秘論)

と、いうものがあります。


悟り、とはとても難しいことのようではありますが

悟りはそんなに難しいことではありません。

常に善い心を持ち続けること。

それが悟りへの道ですよ、

そうやって生き続けることが私達にとって

大切なことですよ、

そのような意味でございます。



お彼岸、先週に続きましてのまたの三連休で

皆様お忙しいことかと思います。

バタバタと日々は過ぎて参ります。

これは皆様も私も同じことと思います。


けれども

どうぞ、その日々の出来事に心を乱されることなく

常に明るい、前向きな気持ちでもって

秋のお彼岸から年末、そして新年

または未来へと

共に重ねて参りましょう。


また、皆様のお心が安らかでありますことを心よりお祈り申し上げ

本日のお写経会の感謝の言葉とさせて頂きたいと思います。


本日の「全国一斉みんなで自宅でお写経会」へのご参加

誠にありがとうございました。


どなた様もどうぞ良い夜をお過ごしくださいませ。


🙏😊