引退 母 オリーブ (ゴールデン)
2019.09.21 15:41
元気いっぱいで何ごとにも動じない肝の据わった子。
毛色 ゴールド
2017年5月7日生まれ
股関節 Dランク(右7・左17)※中度の股関節形成不全
体重 30キロ
父 AM.CH(アメリカチャンピオン)キング
母 INT.CH カルイザワゴールデン ラニー
この子は2017年ジャパンインターナショナルドッグショーにてゴールデンのBOB、7Gで1番になった素晴らしい賞歴のある犬です。
1歳時のJAHDの検査で中度の股関節形成不全と評価されました。
犬代やドッグショーへの出陳費用に数百万円を掛け、ケンネルを背負う犬として期待に期待をかけていましたが、この評価を受け、繁殖を断念する決断をしました。
重要なことは特定のブリーダーへの批判ではなく、検査できる遺伝疾患の客観的評価を受けているかということです。
※獣医師の診断は客観的評価には当たりません。きちんとした機関で評価を受けることが重要です。
当ケンネルの専属獣医師は100頭以上を診ていますが、微妙な数値(Bランク~Cランクのあたり)は判断を誤ることがあります。一般の家庭犬においてはそれほど重要ではないかもしれませんが、ブリーダーの繁殖基準に於いて無視できるものではありません。
また、この子の場合、父犬はOFA(アメリカの検査機関)の評価を受けていますが、母犬は評価を受けていません。
最低でも両親が評価を受けていることで疾患の発生を減らす効果があることがプレジールの繁殖プログラムに於いて結果が出ています。
この子は現在、避妊手術をし、里親様の下で暮らしています。