Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

9月の玉容散の石けん

2019.09.21 23:25

9月のNHK文化センター守口教室でのレッスン風景です。前期の最終レッスンということでお待ちかねの「玉容散の石けんと漢方バスボム」でした。

玉容散は清の西太后が使っていた秘方の美顔漢方として有名です。古くは唐代の医学書に処方が掲載されており、鉛を配合するなど驚きのレシピが! その後、どんどん洗練され、清代の婦人科系の医学書には20種類以上もの配合成分が挙げられています。今も台湾・大陸・韓国でそれぞれの薬局のオリジナル配合の玉容散が売られてるとのことですが、どうも「秘伝」を強調するあまり細かい成分が秘されているので何が入っているかイマイチわからないのです、残念ながら。なので今まで石けんに入れるのをためらっていたのですが、勇気を出して入れてみることにし、今回は台湾でゲットした玉容散を使ってみました。

玉容散の入っている生地と着色した生地を重ねてレイヤーに。トップは最近私自身が気に入っている二酸化チタンの白を使って流れるような模様を描いていきます。奇しくも生地の黄みを活かしたやさしい暖色系になりました。目の覚めるようなパープルを出すのはまた後日にしましょう。

NHK文化センター守口教室での10月のレッスンは、第5木曜の午後になります。10/31 (木)15:00~17:00・京阪守口百貨店8Fにて。ハーブをたっぷり練り込んだ石けんをつくります。やさしい香りの見た目もナチュラルな石けんになります。体験レッスンもできますので、お問い合わせはNHK文化センター守口教室までお願いいたします。