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Cheers!by masamin

あふち の一族

2019.09.22 02:21

今から10年くらい前

長野の、知り合いの経営するスキー場で

小学生の団体さんを 教えるスキーのイントラが足りなくて


私が準指導員の資格を たまたま持っていた為に 

冬休みの間だけ バイトを頼まれて スキー場に 通った事がある。


そこで知り合った、声の大きくて   子供の扱いのうまい 頼もしいバイトの先輩が 美鈴ちゃんだった。


…これ、いつの写真だぃ(笑)




その時から 今にいたるまで 彼女とは 長い付き合いで、最近は 一緒にメキシコにまで 行った


…おまけに ポケモンGO仲間で よくポケモンを交換している🤣



知り合った当時は 2人とも

 「へー、スピリチュアルってケーキの名前?」🤣…程度の やる気の無さ…


ひたすら美味しいものを食べることにしか興味が無かった(笑)




美鈴ちゃんは 実は  華道、着付けなんかもすごい腕前で …そもそも お父様は大きな会社を経営しつつ、かつ華道家で 、 …だから彼女は地元の名士のムスメ &社長令嬢であり   その華道の家元のあととり娘でもあり、さらには 天皇家御用達の地元の高級旅館の支配人の奥様でもあったりする…



田舎とは言え 超ハイソでセレブな家柄の方なのに…出会ったのは スキー場のバイトって言う 笑えるシチュエーション…


リフトに子供達を乗せては

 「はーい、手はお膝よー!」

と 毎日 怒鳴っていた仲だ…


その頃の美鈴ちゃんは かなり怖くて バイト先で 年中、私は怒られていたですよ。声が小さくて…😭





あまりにも ざっくばらんで 気さくで 人懐っこい性格な上に、山歩きや山菜採りが大好きで 山の名前や 植物にほんとに詳しくて   世話好きな 田舎の可愛い感じのお姉さん…。

昔から 妙に お墓まいりや神社のお参りが 好きな人では あったけど。




そんな彼女と私の 飲み食い大好きな関係が 決定的に 変わった瞬間があった…



そのキッカケに なったのが8年前の

阿智神社の奥宮。




奥宮は 彼女の家の近所なので 彼女は よくお参りに 行っていて 、その日も そこに寄ってから私とお茶をしたのだ。当時の私には そこが薄気味悪い暗い印象の神社…?怖い畏れ多い場所という認識。




ところが あろうことか…お茶して 話してるうちに 

彼女の頭上に しめ縄が だらーん と垂れ下がってきたのだ…


しかも、それは 私にしか 見えていない。


見間違いかな?となんども 見るけど  しっかり何本もある。自分が気が狂ったのか?と思った。


それを伝えたところで 美鈴ちゃんを 怖がらせてしまうよな…と思い 心の中で 「何の用でしょう?」とひたすら 聞いた。


すると 美鈴ちゃんが  なんとなく自分のご先祖様や親戚の話を始めた。


 「これは 答えなのかも?」と思い 

ずーっとそれを聞いていた。


話が 彼女のルーツに近くなると  しめ縄は 一本づつ 消えて行った…

全部の話が 終わる頃 2人はぐったり。



しめ縄も見えていないし 

よく、わかっていない彼女は 

「なんで こんなに まさみんに うちの先祖の話をしたんだろう」と首をひねって 帰って行った…


私にとって、過去生の リーディングのリアル体験は まさに、これが初!


翌日 私は意を決して  一人で奥宮へ出かけ

とっておきの純米酒とお塩を奥宮の磐座の前にお供えした。


そこで しばらく ぼんやりと考え事をしていた気がする。薄気味悪いと 思っていた神社は とても 心地よく 木漏れ日が綺麗で 居るだけで癒される場所だった。


気がつくと 眠っていて…その夢の中で  小さな 本と石版のようなものを 頂いた。それは一瞬の事で  未だに なんだかは わからない…



そんな不思議体験をしてから もう何年も経つけれど  それから 琵琶湖に越すまで ほんとに よくお参りをさせてもらった…


実は ここが戸隠神社の本宮であり、 天岩戸伝説にも登場する 3柱の知恵の神さまの 中のお一人、思兼命 オモイカネノミコト の祀られている場所。





それから 何年か後も

わたし達2人は 伊勢神宮へ出向き 本殿に正式参拝をさせていただき、その日の夜 私は ありえない高熱を出し…、翌年琵琶湖に移り住み、そして 皇居のご奉仕活動にも参加した。私にとってターニングポイントだったなぁと思う出来事には 彼女が必ず一緒にいてくれた気がする。


去年、一昨年と リトリートで こちらの奥宮に みんなを連れてお参りした。


今年も つい先日の長野のお仕事の際には  美鈴ちゃんに 仲間をここに 案内してもらえるよう お願いをした。



今年も 暖かな虹に みんなが歓迎されたらしく  ほんとうにありがたい。




…なーんか 考えてみたら

すごい壮大だな、と思う。






私は これからも毎年 ここに 行くだろう。

人を沢山引き連れて 行くことで起こる豊かさの循環を決して止めないと 決めている。それがこの土地への恩返しにも なると思うし   一緒に行った仲間たちが 自然の懐の深さ触れて 深く癒されると良いなと思う。






カタカムナ研究で有名な  いときょう先生から

当時の権力者たちによる 「あふち一族」に対する 虐殺の物語を教えてもらったのは つい最近。


あふち、は 阿智村の名前の由来でもある。「おもいかねのみこと」の 書いたとされる書や言い伝えを代々、守ってきたのが あふち一族。


世が世なら おもいかねのみことのお社は 諏訪大社や 春日大社に負けず劣らずの 大きな神社だったはず。場所は 関西だったのかもしれないけれど…


一族の虐殺と資料や伝書の全てが江戸中期に 突然

ナキモノとされ…  なんとか逃げ延びた末裔たちが長野にたどり着き 散り散りになったらしい。




それは 何故か?を調べるのは 私の仕事では ないけれど …「人が本質の叡智に 繋がる」のを よく思わない なんらかの チカラがあったのかもしれない、…なんて思う。


イテイ・ハーサという漫画があったな。

あれもすごい漫画だったわ…


美鈴ちゃんには 本当に お世話になっていて

私が心底疲弊した時には 南アルプスが一望できる秘密の場所に案内してくれたり、桜の名所につれて行ってくれたりする。


引っ越しの時は 道端のコンビニにまで 来てくれて沢山の果物をプレゼントしてくれて 抱き合って泣いた…



そんな時の彼女は 

いつも繊細なエネルギーに包まれていて…

これが彼女のもつ本質の光だってことを、私は知っている。


繊細で優しくて、少し臆病。

… でも 弱いものを 自分が盾となって守る勇気もあったり 身を呈して小さなものの 世話をするのも 大好きで 、すごく涙もろい。


昔からの知恵を 大切にしながら 土地を大切にして 自然の中で  無理せず暮らしている …そんな彼女は 間違いなく あふち一族の 末裔だと私は確信している。



そして 近々 彼女と 出雲に行くことに なるんだろうな…とも思ってる…






呼ばれる、…コーリング現象って

スピに長けているとか 霊能力がある、みえる、聞こえる…とは全く関係がないところ で、 ある日 突然もたらされる。


「何故だか わからない 」「理由が探せない」

これがポイント。




定義は わからないけれど

全く想像もしていなかった場所に 

なんの関係もないと思っていた土地に

神社に 国に 人に


ある日呼ばれる…そんな感じですかね。




そとそも宇宙的な叡智は

人の 思考の中には存在しないのでは ないか?



大切なのは

日々、そうとは 知らなくても

それを生きているか…どうか?


そこだけに かかっている様な気がする。



そういう意味では 彼女は

叡智を生きていると言える。


人の思考…

人が決めた 覚醒、というイメージ、

覚醒の基準や 能力など 

塵やゴミレベルと同じで ホント

どうでも良いことです。




美鈴、という名の表すとおりに

 「おもいかねのみこと」の社の前で 

鈴を鳴らしながら 魔を払う 巫女さんなのかもしれない…

なんて思ったり。


んー…それにしては

随分と筋肉質な巫女だけど…🤣🤣🤣