純喫茶は素晴らしい

台風でイベントが中止になり

普段、丸一日フリーになる事なんかあり得ないので

昨夜ホテルへの帰り道のTSUTAYAでジャケ買いした

『好きよ喫茶店』菊池亜希子著

ホテルのベッドの上であっという間に完読

やっぱり純喫茶は良い

サードウェーブの日本流解釈でコーヒーが若者のファッションになり、いまだに街中に欧米の明るい軽い雰囲気のカフェが続々とオープンしている

［自家焙煎］［高級エスプレッソマシン］［ラテアート］［カッピング］

［コーヒーはワインと同じように］etc...

そこに明日はあるのか？

すでに気づいている人も多いと思うけど、日本には喫茶店という文化があり、それは日本人が社会に必要な場所として生み育まれてきた存在という事実

そしてこれだけファッションコーヒーが台頭する今日でも多くのファンを虜にしている事実

そう、これからは純喫茶でしょ！

30年前の学生の頃、1人で良く喫茶店に行った

横須賀ではビーフシチューが美味しい喫茶店とトーストセットが安くて美味しい喫茶店

横浜駅ではカプチーノが美味しい喫茶店（当時その店のカプチーノという飲み物は、シナモンスティックが添えられたカフェオレだった気がする）

休みの日は決まった店で決まったものを頼むというA型人間の典型

そしてそんな店があるという幸せ

30年以上経った今でも、その店のテーブルや椅子や空気感ははっきりと覚えている

それは純喫茶じゃないと味わえない

あー純喫茶やりたいなー笑笑

と真剣に考える台風の午後

福岡市内某ホテルにて