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玲子のカルペディエム

嬉しかったこと

2017.07.04 08:06


ドラマの舞台はこの川




冬に一緒にお散歩したときのギンちゃんとママ




やっぱり、いいところだ




前回ブログを更新したときの「悲しかったこと」が、ちょっと嬉しい展開をしました。

昨日、夕方の散歩のとき、お仕事から戻ったばかりのギンちゃんのママと会い、久しぶりにギンちゃん・みんみんのコンビで一緒に散歩させようということになりました。

銀色のトイプードルのギンちゃんは、みんみんと同い年で、人見知りする癖があるらしいのですが、私とみんみんとは仲良しです。つまり、みんみんのボーイフレンドです。
ギンちゃんのママには大学生と高校生の息子さんがいて、ギンちゃんはいわば「三男坊」的なポジションにいるようです。まあるい頭がふわふわで、とっても可愛い子です。

で、ギンちゃんのママと「秘密の大将」が消えた話題で盛り上がり、本当にいなくなったのか、一緒に川へ確かめに行きました。すると、すうっと軽自動車が近づいてきて、傍で停車し、おじいちゃんが降りてきました。見覚えのある方でした。以前、ここで散歩の途中で同じように「大将」が元気でいることを確認していた方です。
「こんにちは」と挨拶したあと、「鯉、いなくなっちゃいましたね」と声をかけました。

「鯉、まだ来てない?オレ、このあいだね、上流で放したんだよ。鯉を」

びっくりしました。おじいちゃんは寂しくなっちゃって、数匹の鯉を川の上流で放したというのです。
ギンちゃんのママも驚いて、「どれくらいの大きさですか?何色ですか?」と立て続けに尋ねていました。

「50センチぐらいかな。いろんな色のやつだよ。黄色っぽいのもいたし、黒と混ざっている色のもいたし・・・」

50センチの鯉なんて、買ったら高いでしょうに。しかも何匹も。これからもここで鯉が元気にしてるかどうか確かめます、見守ります、と約束しました。おじいちゃんは嬉しそうにうなずき、車に戻られました。
数分後、散歩の途中で振り返ると、川のさらに下流のほうでやはり車を停めて、鯉の姿を探しておられるご様子の姿が遠くに見えました。

「大将」がいなくなったことは悲しいけれど、御殿場も捨てたものではないな、と思いました。