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Fashion source: Daily Journal

ピアニスト富永峻さんの作曲家説明つき演奏会 Great!

2019.09.23 14:32

 ピアニストの富永峻さんが、昨年自分のスタジオを持ったと言っていたので、一度お伺いしてみたいと思っていたところ、「匠の会」と言う名のクラシック作曲家説明付き演奏会をしているというので9/21夜に行って参りました。ピアノのリサイタルはよく行くようになったので、印象派の画家のように、メジャーどころは作品を観たらわかるみたいな状態になってみたいなと思っています。

 ところで、今回、以下の作曲家の皆さんについてだったのですが、皆さんお分かりになりますか? 私はお陰さまで、顔と名前が一致し、さらに身長体重、女性遍歴、何語を話せるか? 何歳まで生きたのか? など、知識量が増えました。

 この3人は同級生のような年代ですが、何年生まれでしょうか? この中で一番お洒落な人は誰でしょうか? 一番友達が多かった人は? 川に入水自殺を図った人は? 一番大柄だったひとは? 曲にタイトルをつけなかった人は? 曲にタイトルをつけるようにして、ヒントをつけた人は? 曲に言葉のメッセージを入れた人は?

 そういうことが、たった1時間半くらいで学べてしまうのです!さらに、人となりを知ったところで、富永さんの演奏が入るので、「ほほーなるほど!」となってしまいました。

 それにしても、これほど個性の違う三人の曲に向かうピアニストはどんな気持ちで演奏しているんだろう?と、疑問も湧いてきたので、最後に富永さんに質問しました。

「作曲家のことを想像して、なりきろうとする」とお話されていました。ピアニストはどんなに長い曲でも暗譜して弾くということ自体、神業なのに、さらに相手のことを想像しながら演奏されていたんですね。そう聞くと、次の富永さんの演奏のときの雰囲気とかも作曲家によって違うようになるのかなと、興味も湧いてきます。とても興味深い会でした! 

 なお、説明は富永さんの生徒さんでもある方がされていました。懇親会でお話を伺いましたが、相当調べていらっしゃる。しかも、パワポのまとめ方がとても分かりやすくて、ビジュアルで一気に情報を取り込めました。一般の人でも興味の湧きやすい、作曲家の人となりだったり、性格などの分析が入っていたので、親近感が湧いてきました! ありがとうございました。


富永さんが演奏された曲
ショパン:幻想即興曲 作品66 ・練習曲作品10「別れの曲」「黒鍵」
シューマン:クライスレリアーナ 作品16より・謝肉祭作品9より
シューマン=リスト 「献呈」ミルテの花
リスト:超絶技巧練習曲より「雪あらし」


 富永さんのスタジオは、間近でピアノの音を体感できますし、音がとても美しく響いていました。左右座る位置を変えてみたりすると、また音の響きの違いを感じられました。富永さんもお気に入りという素晴らしいスタンウエイのピアノを置くことができたようです! 

 レクチャーのあとは、ケータリングが用意されていまして、ピアノという共通点がありながら、初対面の方とのお話はとても弾みました。楽しいひと時ですっかりリフレッシュです!

 そして今日は同級生のピアニストのリサイタルへ行ったのですが、なんと「匠の会」で勉強したばかりの「ショパン・シューマン」& 前回の富永さんのリサイタルで浴びるように聴いた「バルトーク」だったのです! 予習できていると、一味違いましたね~。そちらもまた記事を書きたいと思います。

 富永さんはスタジオをお持ちになったことでいろいろな企画があり、子供ためのピアノ演奏会も定期的に開催されているようです。(9/29 sunあるようです)また、私も企画のアイデアがあったらリクエストしてみたいと思っています。(笑)富永さん素晴らしい会をありがとございました!