ICEE ~4技能検定~ 午前の部
ICEE (inter Cultural English Exchange)という、ある種の検定的なものを受けに東京まで行ってきました。去年のチャンピオンは 4Skills といえばこの方、安河内哲也さんが優勝された大会で、なにやら面白そうってんで先輩ホームティーチャーに誘われての参加です。
いまひとつどんな検定か、っていうかほんとに検定なのか?よくわからないままの参加でしたが(爆)、運営側も開会のことばで「おまつりです、楽しみましょう!」的なノリだったので、リラックスして取り組みました♪
リラックスしている様子がこの写真からもおわかりいただけるかと(爆
午前中は4つだか5つだか(うろおぼえ)の項目を全員が受験、ネイティブのジャッジがじーーっと見つめる中、タスクをこなしていきます。参加者は何人いたのかなー、全部で8チームぐらいあって、1チーム6人ぐらいだったのかなぁ?私はTeam A、お隣の席は去年のチャンピオンである安河内先生!他にも新潟や福岡、わたしも奈良からの参加だし、わー、すごいねー、全国から!と英語でやりとりしたりしながらスタートしました。
1つ目は他己紹介スピーチ、私は二番目、にわかに緊張し始めお腹が痛くなりつつも、講師にわたされた封筒の中にある人物カードについて、英語で1分間説明、準備時間が1分間ありました。私がひきあてたのは Greta Thunberg , わー、名字発音わかんなーい、と思いつつ適当に英語風に発音(後で調べましたが発音ちがいました・恥)。
カードにはスウェーデンの活動家ということとあの有名なスピーチのタイトル、"Our house is On Fire" が載っていました。あーなんだっけ、あれだよね、反戦の…ってちゃうわ、それメーガン妃やんか、とプレパ中に自己ツッコミしながら、あ、そうだ、あれだ、あの地球温暖化のやつな、と思い出したりしながらざざっと説明、でもあっという間に時間がすぎてしまって、え、1分少なっ!とまずびっくりしました。いやーん、びっくりねーと他のかたとお話してたら司会の方からうるさい、と注意されるという、いいのかこんな大人状態(爆
いやでもお祭りって言ったじゃん、ねー?ブツブツ…などと言いつつ、静かにするように心がけましたよ、もちろん。
2つ目は1分間スピーチ。封筒からカードをとりだし、その中に3つお題があるので、自由に選択してそれについて講師に説明。私は人生において大切にしていること、だかなんだかを選び、Comfort zone から常に出るようにしているというような話をしました。
このあたりからなんだか楽しくなってきて、終わって席を戻るときに同じチームのみなさんに Hi Five してまわってしまい、そこからわたしたちTeam Aは High Five が恒例に(爆
3つ目は単語の説明だったかな、ジャッジがたとえば "giraffe" とか言ったりするのでそれについて説明します。1分で6単語。DMM英会話とかである ディスクリプションのイメージですかね。例を示してくれたネイティブジャッジがかなり sarcastic に紹介していたから、え、ああいう感じじゃないとダメなの?というと安河内先生は「普通でいいよ」と。え、でも安河内先生は笑かしてなんぼですよね?去年のチャンピオンが普通にやっちゃダメでしょ?とプレッシャーをかけまくり、おいおいそれは自分の首をもしめてるぞ!と他の参加者につっこまれつつ、これまた1分なのであっという間に終了。
4つ目はペアで一つのお題について質問と答えを2分ずつ交代で。わたしたちは3ペア目、お題が "Which do you like better, salt or sugar? "みたいな感じで、えっ、どっちっていわれても、ただの調味料だよね?え、別にどっちでもないわ…え、だっておかしくない?どっちが必要か、だったら塩だよ、塩なかったらいきていけないじゃん、例えば海に漂流したとして食料もなんもない状態でさとうか塩かっていわれたら塩じゃん…ってまってまって、塩いらないわ、海水塩含みまくりだわ、まってまって、例が悪いわ、などと言ってる間にあっという間の二分、いいのかこんなんで!(笑
そして予選最後の5つ目はディスカッション、しかしここでもジャッジの方に、あなたたちエナジェティックなのはいいんだけど、若干うるさい、ジャッジするときに聞こえなくて困ったわ、と言われる。えっ、ご、ごめんて…。
ディスカッション開始前に去年のディフェンディング・チャンピオンである安河内先生が、俺ファシリテータやるね?いつもそんな感じでやるから、というのでよくわからないけどそうしよう!とはじまってみたら、ジャッジが「ちょっとまって、ディスカッションして頂戴、司会はいらない」みたいな感じで介入してきた(爆
あとで他の班のかたに聞いてみたら、他の班でも経験者がファシリテータを買って出ていたらしいので、その方式はダメっていうのはびっくりなことだったみたい。大波乱(笑
お題は ”How can we save the Amazon forest" みたいな感じだったので、そりゃ情報をよくしらべて、アマゾンの森林破壊に貢献しちゃってるような会社の製品の不買運動をするのがいいんじゃないの、ってあたりから個人レベルでできる解決法の方にいくのかと思いきや、一人が「ってかアマゾンより日本人の私たちにとってはもっと近場の危機、たとえば北朝鮮のほうがよっぽど問題じゃない!?」と問題提起。いやそうだよ、そっちも問題だからそっちも同時にするからさ、mutually exclusive じゃないっつの、とみんなでツッコんでたら、ジャッジが再度「でも彼の言ってることも大事じゃない?」と介入。
えーーーーっ、さっき climate change にも関係あるよねーっていったら「それってこのお題と関係あるかしら?」って軌道修正してきたくせに(っつかおもっきり関係ある問題だと思うけど)なのに北朝鮮OKなの!?ともう大混乱、最終的にはジャッジが「気象を変えられる機関が存在しているのをご存知?」とHAARPという胡散臭い団体の話をもちだし、ええええ!?気象変えられるの!?!?気象変動はフェイクニュース!?!?とわけのわからない方向に話が転がりはじめ、まってまって、話戻そうよ!あれだよ、パームオイルのイシューとかあんじゃん、パームオイルからの発電が安いからってそういうの使おうとしてたりするけどさ、それって森林破壊しまくりでしょ?って話戻そうとしたあたりで時間切れ。
えーーーー!まってまって、全然アマゾンの森を救う解決策でてないじゃーん!ぎょーーー!ぎえーーーー!と叫んだままディスカッションが終わりました。
おいおーーーい!!!
ちなみに後で他の班のかたたちに聞いたら、「個人レベル」と「社会レベル」でアマゾンの森を救うためにできること、といったようにちゃんと解決策を導くことができていたそうです。そしてジャッジは無言だったと。えーーー!まじかーーーー!!!と驚きまくり!
そう、事件は現場で起きているのよ、的な!?
っていうかICEEって結局なんなんでしたっけ、検定なんじゃなかった?あ、ちがうか、お祭りなんだった?あ、そっか、じゃぁいいよね!と午前の部が終了しました。午後からの決勝に残るのは何名なのかもよく知らないけど、ま、関係ないよねーとリラックス状態でランチブレイクへ。
楽しすぎる(笑