巌窟に眠る ～幼子～

エドワール役

幼マクシミリアン役 の 森宮 ゆず ちゃん(戯曲本舗)。

ゆずちゃんは、その見た目とは異なり、意外と攻めの演技をする。

頭が良くバランス感覚があるので、シーンの流れを大きく崩すことはないが、面白いことには目がない（笑）

ゆずちゃんも向上心が強く、また変化を恐れない。

第一印象と1番異なる女優さんかも。

メジャー音主体に表現をし、ポイントで使うマイナー音でシーンを別空間に誘うことが出来る。

いや、普段喋ってるときはマイナー音がメインなので（笑）、幼い役をやる中でメジャー音を手に入れたのかもしれない。

今までの舞台を見たことがないけど、大人の女性の役も見てみたいと密かに思っている。

エドワール。

物語でここまで大きな存在として、舞台に立つとはモンテ・クリスト伯ファンにはニヤニヤしてしまうかもしれない。

エドワールと伯爵のシーンは、必見です。

伯爵が崩れていく。

その純真な眼が、伯爵を飲み込んでいく。

待て、而して希望せよ！