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Illustrator's Zine "HIGHLIGHT"

2016.05.01 04:00

今回はイラストレーターRyuji Oguniが制作・発行しているZINE『HIGHLIGHT (ハイライト)』のご紹介です。イラストレーターが発行するZINEとして、個人的に興味をもっていたんですが、以前YEALOってゆうWebメディアに同時期にピックアップされたり、いくつかの共通のきっかけがあって、今回自分もこのZINEに参加させていただけることになりました。通常は無料配布ですが、今号は[HIGHLIGHT Diversion2]という有料版になり、たくさんのコラボワークも楽しめえる内容になっています!


前回のDIENISTのTIGER SWITCH PROJECTそうやけど、作家自身が自発的に発信している点が、規模に関わらずかっこいいなーと思ってます。自由に好きなものを共感できる伝言板的なかんじがあるとゆうか。そう考えると、紙もWebもあんまりかわらない気もするけど、内実は、楽しんでるかんじが伝わってくる生身の人間の熱量みたいなところがいいのかもしれない。以下Ryuji Oguniさんご本人に、作品からZINEの制作まで思い切って10この質問をぶつけてみました↓


(今号でのイラストコラボはこんなかんじ! 見開きドーンで質感もいいかんじなのでぜひ手にとって観てほしいです)


Q1. まずはじめに簡単なプロフィールを教えてください。

イラストレーターのRyuji Oguniと申します。よろしくお願いします。

大阪で活動しており、イラストの他に、時々デザイン等もやってます。

自身のイラストによるZine「HIGHLIGHT」を作ってます。


Q2. 作品制作のテーマや世界観はどんなものになりますか? 個人的にはメカデザインが独特で特徴的な印象を受けました。

扱うテーマは、決して明るくハッピーな物ではありません。

どちらかというとディストピア的世界観で、描く人物やメカは

自分の状況に満足しておらず、後悔していたり、現状に抗っている

イメージです。ここ数年は、特にそういった世界観を意識していて、

こんな未来(世界)はいやだなぁ、とか思いながら(?)

でもどこか希望の持てる作品を目指して描いてます。


Q3. 今までに影響を受けたアーティストを教えてください。

メカデザイナーの大河原邦男さんや、イラストレーターの横山宏さん

が世代的にもど真ん中でして、影響を受けたというよりは

単なるファンですね。。。


Q4. 作品制作で苦労するところは何ですか?

最近は、Zine用に描く小品が多いのですが

大きい作品を描くときは、テーマ決めから下書き、特に着彩に

めちゃくちゃ時間がかかります。何せ手が遅いので。。。

後は完成後の額装でしょうか。


Q5. また、やりがいを感じるところは何ですか?

それらの行程をふんで、ようやく完成した時でしょうか。


Q6. では、HIGHLIGHTを始めたきっかけを教えてください。

数年前に、大阪で専門のショップを運営される方と知り合ったり

イベントに参加して、Zineという物を意識し始めました。

でも、自分でやるなら、料理のレジピ本やガーリーな雑貨的Zine

ではなくもっと男臭い物を作りたくて、子供のときに大事に

取っておいたプラモの説明書(身に覚えありますよね?)の様な

冊子を自分のイラストで作ろう!と思い立ちました。


Q7. ZineやZineの制作でやりがいや魅力に感じるところは何ですか?

その規模によりますが、作者によって制作から出版まで

自由にコントロール出来るところがZineの魅力だと思います。

月並みですが、遠く離れたところで誰かに手に取ってもらえるのは

嬉しいですねー。


Q8. HIGHLIGHTはどういった人たちに見てもらいたいですか?

女子ウケしないのは重々承知しているので、、、

男子向けのZineをお探しの方に是非見て頂きたいです。


Q9. HIGHLIGHTではたくさんのアーティストとコラボしていますよね。どういったきっかけでコラボに発展することが多いですか?

国内外のメディアにサンプル送付でプロモーションしたり

イベント出品の他、ここ数年はSNS等でも発表していて、

特に海外のアーティストから「コラボしたい」というメッセージを

多く貰う様になりました。やりとりも含め、とても楽しんでます。

フィリピンのQuiccs Maiquez、ベルギーのWolfen graphix、

アメリカはデトロイトのAbdul Qadim Haqq

(UNDERGROUND RESISTANCE)からもメカデザインのオファーが

あったりと、凄い方達とコラボさせてもらって、とても光栄です。

Q10. ありがとうございました! 最後にこれからチャレンジしたいことや告知などあればお願いします。

こちらこそありがとうございます!

HIGHLIGHTは、通常版がフリー配布なのですが

有料版のHIGHLIGHT Diversionがありまして、その第二弾が

もうすぐリリースの予定です。

Ryuji Oguni Illustration Zine

[HIGHLIGHT Diversion2]

今号は新たに、FLYACE、Dynagon氏との

コラボレーションの他、

デトロイトテクノのヴィジュアルを古くから担う

アーティスト、Abdul Qadim Haqq氏も登場です!

A5サイズ、全28P

カード2種、ステッカー付

Illustration:

> Ryuji Oguni

Collab With:

> Quiccs Maiquez (Burnwater Art X Design)

> 3TX a.k.a Raf Banzuela III (Burnwater Art X Design)

> Wolfen graphix (FUJIN RAIJIN STUDIO)

> FLYACE

> Dynagon

> Abdul Qadim Haqq

(UNDERGROUND RESISTANCE, Third Earth Visual Arts)


next33からご購入いただけます。ご興味ありましたらぜひお問い合わせください!